夢宙センター パンフレット テキスト版 挨拶編
大見出しには◎、小見出しには●をつけています。
ここには、夢宙センターのクレド、ビジョン・ミッション・フォーカス、理事長平下耕三の挨拶、沿革、女性の活躍、ボランティアの声、応援メッセージ、事務局長内村恵美のメッセージ、裏表紙の情報があります。
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■2-3ページ CREDO(クレド・志)
私たちは、自立生活夢宙センターを、 誰にとっても心あたたまる居場所となるように努めます。 私たちは、一人ひとりの選択がつねに尊重される、 地域での自立生活に価値を置いています。
私たちは、誰一人取り残されない社会を築くために、 当事者の声を届けつづけます。
私たちは、地域で自立生活を行うために、 地域の人々との交流を大切にしています。
私たちは、多様性のある社会を築くため、 地域、行政、教育機関、企業、国内外の団体等、さまざまな地域、 異なる分野の人びととのつながりを大切にしています。
厳しい環境で生きる人びとや、 生きづらさを抱える人びとが笑顔になることが、私たちの喜びです。
◎夢宙センターの理念
ひとりじゃない 仲間がいるから 強くも、優しくも、 楽しくもできるんだ!
理念の英訳:We are not alone. We have a bond of friendship that makes us strong,kind and also fun.
イラスト:一枚の青い羽根
背景イラスト:いろんな色をもつ鳥たちが飛んでいく様子
■4ページ RAISON D'ETRE(レーゾンデートル)
◎Vision(ビジョン)~どんな社会を目指すのか~
自立生活夢宙センターは、すべての人が尊厳をもって安心して暮らし、自分の人生を自分らしく生き、おたがいを支えあえる社会を目指しています。
◎Mission(ミッション)~目指すもののために、何に取り組むのか~
自立生活夢宙センターは、差別により誰もが苦しむことなく、多様性を重んじる共生社会を創造することを使命としています。
◎Focus(フォーカス)~何に焦点をおいて活動するのか~
自立生活夢宙センターは、とりわけ障害者に焦点をおいて活動を行っています。 差別のない社会を築き、思いやりのある人づくり・街づくりを行うためには、多様な背景をもつ障害当事者のまなざしが重要だと考えています。
■5ページ MESSAGE(メッセージ)
自立生活夢宙センター 理事長 平下耕三
●自立生活運動とは、厳しい環境にある仲間に元気になってもらうこと。 これこそ、そのままIL(自立生活)のもつ価値であると考えています。
私が考える自立とは、障害あるなしにかかわらず、親からの独立に始まると考えています。 が、障害が重い人達は自立をはばまれがちで、施設や親の庇護のもとでの生活を強いられてきました。 こういう私も、施設経験者です。 そのときに、知り合った先輩方の多くは、ずっと施設で暮らすことを余儀なくされ、人生をそこで終えています。 こういう状態を重く受け止め、私は、自立生活運動に関わるようになりました。 障害当事者は、「街を歩けば、差別に出合う」と言われるほど、しんどい事態に巻き込まれがちです。 それだけ世の中が、バリア(社会的障壁)に満ちているからです。 障害当事者が自立することは、そうしたバリアとの戦いを引き受ける覚悟をもち、社会変革に挑むことでもあります。 また、地域の方々への理解を促すため、イベントを行ったり、見守り活動に参加したり、日々温かい交流を重ねています。 私たち、夢宙センターは、こうした人びとの覚悟とともに自立生活運動の歩みを進め、自立障害者を生み出し続けることで、社会を変える。 そんな活動を全力で行っています。 このパンフレットを通して、夢宙センターの思いに共感いただける人が一人でも多く増えることを願ってやみません。
写真:満面の笑顔の理事長平下
■8ページ 自立生活夢宙センター沿革
2002年3月 自立生活夢宙センター設立
2002年4月 自立生活夢宙センター開所
2002年7月 女性による女性のためのピアカウンセリングスタート
2002年11月 Fさん(頸椎損傷)、夢宙初の自立支援がスタート
2003年1月 全国大行動「支援費制度上限撤廃行動」in東京
2003年2月 Mさん(脳性マヒ・施設からの初自立者)自立生活スタート
2003年4月 夢宙センターがNPO法人格を取得 支援費制度がスタート ヘルプセンターぴっとinを設立
写真:夢宙センター旧事務所前で記念写真
2004年6月 全国大行動「介護保険との統合反対行動」
2004年10月 嵐の中、全国大行動
2004年11月 大阪御堂筋デモ「グランドデザイン反対行動」
2005年2月 カンボジアからのダスキン研修生受け入れスタート
2005年4月 夢宙自立生活セミナー「自立生活運動とわたし」
2005年9月 すぺーすしゃとる作業所開所
2005年12月 アジア支援事業で「台湾・障害者セミナー」支援
写真:嵐の中雨がっぱを着て行進する人びと
2007年8月 韓国トライに参加
2007年10月 全国大行動「障害者自立支援法反対行動」
2010年1月 フィリピンからのダスキン11期研修生受け入れ
2010年5月 代表がモデルとなった絵本「妖怪バリャーをやっつけろ!」発行
2011年6月 アジアトライ2011 inモンゴルに参加
2011年10月 総合支援法制定へ向けての1万人集会
2012年7月 被災地へ当事者派遣プロジェクト
2012年8月 みちのくトライに参加
写真:サンタクロースのコスチュームを着た、女性当事者と介助者。
2014年1月 日本が障害者権利条約に批准
2015年7月 ADA25アメリカ視察ツアーに参加 以降毎年参加
2016年3月 ネパールトライに参加
2016年4月 大阪の扇町公園で4月施行の障害者差別解消法HAPPY BIRTHDAYパレードを実施
2016年9月 女性定着プロジェクト「林間学校」実施 以降毎年実施 2018年3月 カンボジアトライに参加
写真:女性当事者と介助者が食事をしている。
2019年7月 製作協力をした自立生活運動のドキュメンタリー映画「インディペンデントリビング」を夢宙センターで完成披露試写会実施
2020年1月 映画「インディペンデントリビング」劇場公開開始
◎豆知識 自立生活センターって?
運動体であり事業体である、当事者主体の歴史上はじめての組織です! 重度障害者が暮らしやすい社会には、誰にとっても暮らしやすいサービスが存在しています。 当時者が自分たちで必要なサービスの事業体を立ち上げたら、それを行政が支援することが最も効率のよいサービスのあり方なのです。
■33ページ ◎夢宙センターは、女性の活躍を応援しています。
●出産・育児休業制度利用者多数
女性の職場環境はバツグン! 出産・育児を経て、さらに輝いている人の活躍を大歓迎しています。
●性役割分担でなく
夢宙センターは仕事に「性役割」を押し付けません! 男女の別にかかわらず、できる人が、できるタイミングで、自主的・自立的に。
●性の多様性を大切に
夢宙センターは、個人の価値観を尊重しています。 同性介助は原則ですが、まずはひとりの人間として向き合い、対話します! ※ 女性の働きやすい職場として大阪市から認証されています。
認証ロゴ:ピンク色でWと人のイメージをかけ合わせたようなイラストがあり、上に女性活躍リーディングカンパニー、下に2019大阪市認証と書かれている。
◎ボランティアの声
夢宙センターのすてきな協力者のおふたりをご紹介します。
●トマティーンさん:トマト刑事トマティーン ラ・サーダ星ベジタブル銀河警察
子どもの笑顔のために。使命を胸に、食育ヒーロー参上!
元々仮面ライダーが好きで、ハロウィンでカッコイイ仮面ライダーのコスプレがしたい!って思ったのが、すべての始まりでした。「トマティーンのおかげでうちの子が野菜を積極的に食べるようになりました!」とお礼のメッセージをいただくようになりました。 それがきっかけで子ども達に野菜を好きになってもらえるように頑張る食育ヒーローになろう!と自分に使命を持ち、活動しています。しゃとる縁日には、毎回のように参加させてもらっています。 スタッフの方々がイキイキとしていて、子ども達を楽しませようとする姿勢は私も見習わないといけないなと思っています。
写真:赤いコスチュームで、銃を持った右手を挙げ、左手には盾を持ち、大きく足を開いてポーズを作るトマティーンさん
●辻好弘(つじ・よしひろ)さん:アルブル木工 教室講師
困難なことにぶち当たっても、「できない」と言わず、できる方法を探す、夢宙の情熱。
メンバーといっしょに、電動工具を使用して、縁日でこどもたちに楽しんでもらうためのピンボール台や、PCラック、名刺入れなど作りました。 わたしはそのレクチャーという形で参加させていただきました。 夢宙・しゃとるのみなさんは明るく、製作に意欲的で、たとえば、作品の見栄えと難易度は比例するのですが、いつも困難な方法を選んでいます。できない、でなく、できる方法を探す。そんな情熱がひしひしと伝わってきました。 夢宙も、しゃとるも、イベントや催しが毎回おもしろい!学生時代に例えるなら、私はよくある内気グループでしたが、夢宙もしゃとるもクラスを率いるおもろいリーダーグループ、そんな印象です。 大人になりそんな方々といっしょに活動させてもらえるのが、とても光栄です。
写真:右手に金づちを持ちながら腕を組み、微笑む辻さん。背景に大小さまざまなカンナが並んでいる。
■34ページ 応援メッセージ
日頃からお世話になっている先生方に、夢宙センターの魅力をうかがいました!
◎「決してひとりぼっちにしない」決意と行動力
大阪教育大学 教育学部 教育協働学科 教育心理科学講座 教授 新崎国広(あらさき・くにひろ)さん
夢宙センターのみなさんは、めちゃくちゃ明るく、元気で、主体的に活動しておられて、いいですね。 その魅力は、どんなに重い障害があっても、「決してひとりぼっちにしない」という決意と行動力で当事者のエンパワーメントを行い、自立生活を明るく豊かに展開しているところです。また、障害者の自立生活支援だけでなく、メンバーやスタッフが地域の人々とも協働して、まさに地域共生社会の具現化にも寄与している点です。 そんな夢宙センターを応援しています。
写真:スーツを着て、眼鏡をかけている、笑顔の男性・新崎さん。
◎当事者がしたいことを実現していくところが素敵
森ノ宮医療大学 保健医療学部 作業療法学科 教授 小林貴代(こばやし・きよ)さん
自立生活夢宙センターは、ハチャメチャだけど芯がしっかりしていて、行動力があるところがおもしろいですね。個性的なスタッフのバイタリティーあふれる笑顔と共に、当事者がしたいことを実現していくところが素敵だなと思います。 専門職(OT)としてコミュニケーション支援や福祉用具など環境や身体機能的なアドバイスをさせていただきますが、あまりこだわらず、おおらかに聞き流すところがあっても憎めません(笑)。 本学の学生がヘルパーとして働きながら学ばせてもらえる、頼もしい教育仲間でもあります。
写真:両腕を組み、笑顔の女性・小林さん。白衣を着て、眼鏡をかけている。
◎宇宙まで自立生活運動を展開しそう!
漫画家、絵本作家、同志社大学 嘱託講師 三島亜紀子(みしま・あきこ)さん
夢宙の魅力とは何か、というと一言では答えられないくらい、いろいろな活動に取り組んでおられます。 縦横無尽に駆け回りつつも、しっかりと地域にも根を下ろしているのですばらしいですね。 それから、当事者さんも、ヘルパーさんもみんな、人がいいんですよ!深さに、ノリに、と全方向にね。 最近、大阪に同じ「夢宙」という別団体があることを知りました。そちらは人工衛星プロジェクトで有名な宇宙開発の団体です。 個人的には、自立生活夢宙センターはその名前の通り、宇宙まで自立生活運動を展開しそうな勢いだなあと思っています。
写真:縦じまのシャツを着て、眼鏡をかけ、微笑んでいる女性・三島さん。
■35ページ パンフレットを読んでくださったみなさんへ
パンフレットを読んでいただいて、ありがとうございます。 夢宙センターの取り組みを、すこし知っていただけたでしょうか。
私が夢宙センターに出会う前は、健常者に合わせようと「がんばる障害者」でいましたが、夢宙の代表から、「障害のためにできない部分は、もうがんばらなくていいよ。自分のやりたいことは、まわりに伝えて、やっていったらいいんやで」と声をかけてもらい、その瞬間、気持ちがスッと楽になりました。 そして、このパンフレットでも紹介しているさまざまな活動を経験していくなかで、たくさんの仲間に支えてもらいながら自分が心から元気になっていくのを感じ、運動のもつ意味もわかりました。
健常者に合わせて「がんばる障害者」になってる人や、自分の意志ではなく施設に入れられている障害者、家族のペースに合わせてでしか生活できない障害者たちが自分らしい生活を取り戻し、自分の人生の主役は自分だと感じられるように応援していきたいです。 わたしたちの、このような小さなアクションが重なっていけば、時間はかかるけど、諦めないでいると誰もが生きやすい社会を作ることになるんだと信じています。 みなさんも興味のわいたところや、できそうだなと思うところに、かかわっていっていただけたら嬉しいです。
自立生活夢宙センター 事務局長 内村 恵美
写真:コーヒーカップが乗ったテーブルに左肘をかけている女性当事者・内村恵美。
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※ 夢宙センターホームページにて、住之江公園下車からのバリアフリールートを写真と動画で紹介しています!
◎特定非営利活動法人 自立生活夢宙センター 〒559-0024 大阪市住之江区新北島1-2-1 オスカードリーム2階
電話:06-6683-1053
ファックス:06-4702-4738
Eメール:mutyu@blue.ocn.ne.jp
◎情報保障テキストページ https://www.npo-muchu.com/muchupamphlet
◎女性の働きやすい職場として大阪市から認証されています。
認証ロゴ:ピンク色でWと人のイメージをかけ合わせたようなイラストがあり、その上に女性活躍リーディングカンパニー、下に2019大阪市認証と書かれている丸いロゴ。
◎この冊子は、大阪市ボランティア活動振興基金の助成を受けて作成しています。
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