top of page

You☆ゆう☆ネット 2024年10月号(Vol.54 テキストデータ版)

2024年10月号
今号のみどころ
 
今回、みなさんにめ~っちゃ読んでほしいのが、9月に行われた「バリアフリー演劇祭」。情報保障も考えぬき、夢宙をはじめ、関西のセンター総出で最高の芸術を届けた日の特集記事です。また、夢宙での介助歴10年のカツキックは、じつは世界トップランクの格闘技組織ONE Championshipに所属し世界デビューしたキックボクサー!彼を取材した記事もぜひご覧ください。夢宙のインクルチームのホットな活動や、悲願の最高裁勝訴判決が出た後の優生関連の運動も見逃せません。
夢宙の活動は、地域交流なくして語れません!夏は地域の方々に向けて大きな縁日を実施してにぎわいました。イベント盛りだくさんで走り回る夢宙の報告を、ちょいとのぞいてみていただければありがたいです!

You☆ゆう☆ネット 2024年10月号(Vol.54)
KSKS 第三種郵便物承認 通関7638号 2024年10月31日発行
自立生活夢宙センター


■表紙(1ページ)
題字:KSKS You☆ゆう☆ネット

~自立生活夢宙センターの“いま”と元気をお届けする つながり★通信~
イラスト:夢宙センター理事長・平下耕三(社長)が微笑んでいる。

もくじ
ベトナム マル自立生活センター支援・・・2
武庫川女子大学へ!!・・・4
自立生活を伝える学校講演・・・5
さつき学園の研修に行ってきました!・・・6
ボッチャ!ボッチャ!ボッチャ!・・・7
インクルーシブ劇団夢屋 誰もが楽しめるバリアフリー演劇祭 in 大阪・・・8
優生裁判の今!・・・10
万博2025をきっかけに、大阪まるごとバリアフリーに!・・・11
なんばおにごっこ7 インクル・ジョーンズ・・・12
世界に羽ばたくONEのキックボクサー 北野 克樹!カッケートーク!・・・13
ニックファイヤー大活躍!・・・14
夏のしゃとる縁日2024・・・15

自立生活夢宙センター


■2~3ページ
タイトル:ベトナム マル自立生活センター支援


ダスキン・アジア太平洋障害者リーダー育成事業の21期生のヒョウちゃんが、ベトナムでCILを立ち上げるという事で、2023年3月に立ち上げ支援にチョッキとドカベンで行かせてもらい、2024年5月8月にマル自立生活センター支援に行ってきました!

写真:「ハノイ工科大学ロビーで集合写真」 8名がにこやかな表情で、大学名の入ったスクリーンの前にいる。
◎2024年5月支援
5月23日~29日の1週間の支援に、メイン:鍛治さん・ヤマちゃん、ぱあとなぁ:サイちゃん・ダテヤン、夢宙:チョッキ・ドカベンの6人で行かせてもらいました。
 支援内容は、8月24日に行う、マル自立生活センターのオープニングイベントと志会議の準備に行きました。
<Missionは3つ>
①日本+志メンバー約30人が泊まれてイベントができるホテルを探す。
②イベントを手伝ってくれる学生ボランティアを探す。
③どんなイベントをしたいのか?予算など企画の確認。

23年3月に訪問した時は、レンタルスペースでの立ち上げ会議でしたが、1年経って事務所ができていてびっくりしました!これから本格的にCILとして活動していくんだとワクワクしました!
 ベトナムの社会は、バイクやタクシーでの移動が基本・・・。8月のイベント準備で大学周りをする日にベトナムで一台のリフト車の運転手が熱を出して車が使えなくなり、タクシーでの移動になりました・・・。旅にハプニングはつきものですが、車いすから車への移乗がかなり大変で、またタクシーを捕まえるのも一苦労・・・。約30人がホテルと会場を動くだけでも大変なので、ホテルとイベント会場はセットで考えた方がいいという判断になり、帰国ギリギリまでホテルを探しました!ホテルと会場も無事見つかり、Missionも達成したと思ってましたが・・・ハプニングの連続が!?8月編(次のページ)につづく!?
 スコールに降られたり、たくさんのトラブルもありましたが、8月のイベントに向けてたくさんの出会いがありとても充実した1週間でした!一緒に行ったメンバーで毎晩深夜まで語り合い毎日寝不足でした。
写真:「ホテル調査をしている様子」 ツインの部屋で4人が話している。
写真:「ハノイ大学の生徒たちとマルポーズで集合写真」 マルポーズとは、両てのひらを使って丸をつくるというもの。

◎2024年8月支援
 8月20日~27日も夢宙からチョッキとドカベンで支援に行かせてもらいました!今回は、マルセンターのオープニングセレモニーと志会議があるので、日本から夢宙・メイン・ぱあとなぁ・ムーブ・STEPえどがわ・アジア志ILネットワークの、モンゴル・カンボジア・パキスタン・ネパールの合計30人がベトナムに集まりました!
 結果として・・・オープニングセレモニーとして5月に準備をしてきましたが、ベトナムは社会主義で、外国人がたくさん集まってのイベントはダメという事になりました!!!ホテルや会場も頑張って探したのに・・・。なかなか思い通りにはいかないです。ですが、5月にボランティア探しで伺った、ハノイ大学のトゥー先生の協力もあり、ハノイ大学の場所を借りて“ハノイ自立支援センターと学生の交流会”を開催することが出来ました!
写真:「ハノイ自立支援センターと学生の交流会集合写真」 会場内に10台以上の赤いテーブルがあり、それぞれのテーブルについた70~80名ほどの参加者たちはマルポーズをとっている。

5月のボランティア募集で行った時の学生も多く交流会に参加してくれていました!最初に思っていたオープニングセレモニーとは全く違うイベントになりましたが、マルセンターと学生たちがたくさん繋がってくれたことは、ただオープニングセレモニーをするよりとてもいいイベントになったような気がします!ボランティア達がこれをきっかけにマルセンターで介助者になってくれたらうれしいです!!

25日には、志会議が行われました!ベトナムの社会や制度の事、マルセンターがこれからどんな活動をするのか?パキスタン・ネパール・カンボジア・モンゴルの志メンバーの活動やセンターの運営などの話を聞きました!

 今回は、イベントや志会議以外にも、マルセンターのスタッフ宅訪問やハノイの観光地、文廟やタンロン遺跡など学生ボランティアが日本語で案内してくれました!
 ホテル調査で、ベッドの硬さまで確認ができず多くの仲間が眠れなかったという、ハプニングが・・・。敷布団を1セットもらい重ねて何とか事なきを得ました・・・。ハプニングもありましたがとても楽しい1週間でした。

マルセンターの活動はこれからがスタート!センター立ち上げから携わらせてもらい、海外支援の楽しさや大変さなど貴重な経験をさせてもらいました。これからも引き続きベトナムのマルセンターのメンバーとヒョウちゃん達を応援していけたらと思います!!
LEAD ON!
写真:「交流会ヒョウちゃんあいさつ」 介助者がマイクを持っている。計4名写っている。
写真:「志会議の様子」 長いテーブル中央に花。飲み物、チラシが参加者それぞれに置かれている。
写真:「ヒョウちゃんとボランティアの記念写真」 LEAD ON!と書かれたタオル、ぱあとなぁのタオルを掲げ、他の者たちは、マルポーズで。
担当:馬場(チョッキ)


■4ページ
タイトル:武庫川女子短期大学へ!! 2024.7.17


毎年恒例で、武庫川女子短期大学にご訪問させてもらっています。今回は初の朝イチで授業!
社会福祉学科の2年生、75人の学生さんの授業時間をいただきました。
今回、夢宙メンバーからは障害当事者4人、介助者4人の計8人でレッツゴー!
うち、介助者メンバーで3人が初!の「武庫女」訪問。当事者スタッフは何度かお邪魔しているので、慣れたものといいながらもやはりドキドキ。初めて武庫女で話す介助者さんも落ち着いて日常生活の楽しさなどを伝えてくれました。
夢宙センターのことをはじめ、「エンジョイ自立生活」では、岡ちゃんの「生活介護すぺ~すしゃとる」での活動内容や、私生活での好きなこと、楽しみにしていることなどパワーポイントの写真を見ながら岡ちゃん自身が紹介しました♪毎年、人気ありです!好評です!
次は、実際に生活に入ってくれている介助者もみじちゃんからのお話。
そして、昨年、武庫女の学生さんで岡ちゃんの話を聞いて夢宙の介助バイトを始めてくれた現役の3年生マリンちゃん、ウユちゃんも授業の休憩時間に顔を出してくれ、介助経験を話してくれました。「介助のハードルは高くないよ。関わることから。」という思いは伝わったのでは!そのあと、少人数グループに分かれて、学生さんと一緒に自由にお話。内容は各グループそれぞれ。使いにくい交通機関は?実際の介助は?お給料は?資格は?「今の推し」は?などなどたくさん質問が飛び交いました。
授業終了後も、10人ぐらいの学生さんが残ってくれて、話をしました。学生さんも興味を示してくれて、今年は特にお話もはずんだようでしたが…実際に夢宙までは来てもらえず…。私たちも少し遠慮ぎみになっちゃったのかなぁ…もう少しグイグイと行ってもよかったのかなぁ?!次回の課題です!!!
写真:「自立生活を熱く語る岡ちゃん」 岡ちゃんがマイクを持って話している。
写真:「介助の楽しさを伝える4人」 左からウユちゃん、マリンちゃん、まいちゃん、もみじちゃんが横一列に並んでいる。
写真:「先生と夢宙メンバーで集合写真」 車いす当事者は前、ヘルパーは後ろに並んでみんな両手を広げてスマイルポーズで写っている。ヘルパーによる自撮り写真。
写真:「岡ちゃんを囲んでのグループワーク」 円座で学生さんたちと話をしている。

担当:野崎(ごん)


■5ページ
タイトル:自立生活を伝える学校講演


 7月5日、当事者4人と健常者3人で大阪教育大学の授業に行きました。この授業は担当してくださっている先生が、当時働いていた施設に夢宙センターのメンバーが数人いたことがあり、そうした縁から、学生の障害者観をひっくり返してほしいという思いで始まりました。そこから15年ほど続いていて、毎年1年生に向けて、自立生活の楽しさや障害の考え方、重度障害者が自立生活するためのヘルパーの必要性について伝えています。
 学生は入れ替わるのですが、1日4時間の授業を一人で担当するのは大変なので、1時間ずつ当事者の担当を振り分けることにより、授業をしている私たちも毎回新鮮な気持ちで取り組むことができています。数年前からは生活介護のメンバーも加わり、当事者スタッフと一緒に自分の生活や思いを発信する経験ができるようにしています。毎時間、夢宙センターや自立の理念について説明、当事者の自分史や伝えたいこと、ヘルパーの仕事で楽しいことの説明、当事者・学生誰でも参加できるイベントの告知といった流れで進めました。

 留学生が多く多文化を学ぶ学生のクラスでは、チョッキからベトナムのCIL立ち上げ支援をしている様子について話しました。文化や考え方の違いで話し合いがうまくいかないことがありながらも、海外支援は学びがあり日本も運動によって変わってきたこと、海外に興味のある人や留学生の人が障害者の介助にも興味を持ってくれればとの思いで伝えました。
 ゴイスーの仕事中の事故で障害を負い、引きこもっていた中で夢宙と出会い元気になれた体験は、学生の共感を得ていました。緊張しながら一生懸命話し、今後はまた学校で話したいと意欲的でした。
 数理情報や心理を学ぶ学生のクラスでは、初めて精神障害者の話を聞く人が多く、スエッチから病気の発症や病院での体験など当事者の思いを聞けてよかったという感想が多く寄せられました。

 おけいはんからはシャンプーのボトルを触ったり日常の音を聞く体験を通じて、視覚を使わずにわかること、わからないことの体験をしました。
 私たちの話を聞いて、障害者は施設や親と生活している、障害は辛いことだというイメージが変わり、楽しく生きていけることを感じ、自立生活センターのヘルパーに興味を持ってくれる人が増えてほしいと思います。
写真:「新崎先生を囲んで集合写真!」 7名で両手を両側に開いたスマイルポーズを作っている。
写真:「ゴイスー初授業!」 スクリーンを背にマイクを持って話している。
写真:「高橋先生を囲んで集合写真!」 7名でスマイルポーズを作っている。
担当:岸本(おけいはん)


■6ページ
タイトル:さつき学園の研修に行ってきました!


みなさん!こんにちは!夢宙センターのインクルチームの【インクルくるくるチーム】です!
インクルチームの最近の取り組みとして、研修の報告をしたいと思います。
 
 7月24日(水)に、守口市立さつき学園の先生に向けて、校内人権研修に行ってきました。
 さつき学園は、大阪府・守口市にある小学校と中学校がひとつになった学校で、9年間の義務教育学校です。
去年の9月の人権教育研修でトミーの話を聞いてくれた方からの繋がりで、今回依頼をいただきました。
 今回は、インクルチームのトミー、ちゃんさん、まぁちゅ、ミミさん、ドカベン、イタリンと、サポートのあんちゃんで行ってきました!

今回の研修は、事例の『小学校に通う5年生のトミーの運動会などの学校行事について』で、運動会での配慮などはあるけれど、トミー本人はどう思っているんだろう…?事例の学校はインクルーシブ教育ができているのかなぁ?などをテーマに先生達に話し合ってもらいました。
 先生達からは「今までの自分をふり返ることができました。」「よかれと思ってやってきたことで本人の自己選択や、自己決定の場を奪ってきてしまっていたのかも…。」「事例の中のトミーとそのクラスの仲間で、できることを一緒に考えるってお互いにとって大切だなと思いました。」とたくさんの感想をいただきました。

 そして今回の研修では、マジメなだけではなく夢宙らしさである楽しさも出しながらの研修でした。まずは入場から音楽を流し、曲に乗ってインクルチームが登場~♪♪

最後は、会場全体で「WOW WAR TONIGHT ~時には起こせよムーヴメント~」を歌いました。
打ち合わせから色んなアイデアを出してくれたタクリン先生も夢宙メンバーなんじゃないかと思うぐらい一緒に盛り上げてくれたので、最高のエンディングを迎えることができました~!!
 歌のおかげなのか(笑)、肩の力を入れすぎることなく取り組めたので、全体的に柔らかい雰囲気で、研修を終えることができました。これからも色々な学校で児童のみなさんや、先生と交流を深めていきたいと思います。
写真:「グループのお話に入るトミー」 3名に向かってにこやかに話している。
写真:「笑顔のインクルチーム」 左からちゃんさん、イタリン、まあちゅ、トミー。
写真:「トミーとタクリン先生が肩を並べて~♪」 二人とも笑顔。
写真:「ちゃんさんもグループに」 参加者3名に向かって、ちゃんさんが熱く語っている様子。            
担当:登(イタリン)


■7ページ
タイトル:ボッチャ!ボッチャ!ボッチャ!


夢宙センターのある地域では、老若男女問わず楽しめるスポーツ…ボッチャが盛んです。
パラリンピックでの報道もあり、一般にも浸透してきたボッチャ。
やったことがなくても、ルールがわからなくても、すぐにいっしょに楽しめるのが魅力なんですよね!世代間のギャップを埋めてくれるコミュニケーションツールとなる“ボッチャ”は、自立生活センターの武器となる存在です。
夢宙も大変お世話になっている、ボッチャを通じた活動を紹介します。

◉住之江区社協とコラボしたごりらボッチャ
住之江社協さんとコラボして、地域の高齢者を中心に流行中の“ボッチャ”を毎月ごりらで開催しています。
夢宙メンバーも参加し、毎回約30名ほどがわちゃわちゃとボッチャに励んでいます!
地域のみなさんは凄い腕前の方々も多く、毎回真剣勝負で歓声があがっています!
写真:「社協さんとコラボのごりらボッチャ体験!」 居楽家ごりらを会場に、大勢でボッチャを楽しむ様子。

◉夢宙センターのボッチャのウワサが地域に広まり、地域の小学校や老人会のイベントなどでゲスト出演のオファーも舞い込むようになりました。
はじめてでも“勝てる”スポーツボッチャは、着々と地域で夢宙センターが浸透するきっかけになってきています。
【継続はチカラなり】それをしっかりやると成果が目で見て現れているボッチャ。
今や夢宙センターの武器となっています。
写真:「小学校でのボッチャ交流会」のチラシ
写真:「スーパーショットに歓声があがっていました」 まあちゅが楽しそうにボッチャの玉を投げる様子。
写真:「じゃんけんから白熱するボッチャ」 小学校の体育館でこどもたちが座り、周りにおとなが立っている様子。
担当:菊池(じん)        


■8~9ページ
タイトル:インクルーシブ劇団夢屋(夢宙・重度訪問介護従業者養成研修1コマ)


2024年8月17日(土)夢屋がホーム(夢宙センター)に5年ぶりに帰ってきました。
夢宙・重度訪問介護従業者養成研修・人権啓発の基礎知識のカリキュラムの1コマで、夢屋の「妖怪バリヤーをやっつけろ!」を観劇してもらいました。アンケートで、これから介護の現場で働く人達にとって、当事者の気持ちや思いを劇というツールで身近に感じたという感想などをもらいました。講義の1コマでも障害当事者のことを知ってもらい、色々な人と関係する社会のなかで自立生活していくことや、当事者主体の大切さを理解してもらえたので、日夜練習に励み、活動していることのやりがいを実感できて良かったです。
写真:円陣を組む夢屋劇団員

タイトル:誰もが楽しめるバリアフリー演劇祭 in 大阪


※バリアフリー演劇とは? … 舞台後方の字幕とライブで役者の動きなどを俳優が説明する音声ガイドに加え、舞台衣装をまとった手話通訳者が役者と連動しながら舞台上で通訳します。「劇団風さんBLOG引用」  客席も椅子ではなく、地べたにくつろげける席もあり、子供たちも、じっとしておられない方や、客席も誰もが観やすくて楽しめるように工夫されていました。
第2回バリアフリー演劇祭実行委員会(OSAKA IL7、東京演劇集団風研究所、ぱあとなぁ劇団、劇団夢屋、夢宙スタッフ、その他多数)でタッグを組み、演劇祭を企画・計画・準備して本番当日を迎えました。
2024年9月15日(日)・16日(月祝)に大阪市住之江区にある森ノ宮医療大学の体育館にて、第2回【権藤節子PRESENTS 誰もが楽しめる2024バリアフリー演劇祭in大阪】が開催されました。みんなでの周知活動もあり、15日・250人 16日・320人(期間中計 570人)の入場者が客席を埋め尽くし、大盛況でした。

写真:「円陣を組む夢屋劇団員」 6人の腕が伸び、中央でてのひらが重なっている。
写真:「バリアフリー演劇祭のチラシ」 チラシに、誰もが夢中になれるの文字。

●プログラムの中から抜粋です。
15日プログラム:インクルシーブ劇団夢屋 「妖怪バリヤーをやっつけろ!」
今回は、劇団 風さんの手話役者が夢屋の劇の幅を広げてくれました。手話はもちろんのこと、ストーリーのなかで、一歩引くところは一歩引いていて、盛り上がる時は役者の一員としての存在感があり、とてもいい表現で、夢屋の劇にとけこんでいました。また、サプライズで劇団風さんとのコラボで妖怪バリヤー軍団として、多数の黒ずくめのバリヤーが客席を埋め尽くした時は、主人公ちゃんは「ほんまにどうしたらいいのん?」と思わせるくらいライブ感を感じ、楽しく、めっちゃ熱く、最高の舞台となりました。このように演者・手話役者も観客さん達も技術スタッフのみんなで盛り上り、みんなが一緒になれ、正にみんなが楽しめるバリアフリー演劇になりました。夢屋メッセージの「障害があっても、なくても、お互いを認めあい、尊重しあい、支えあって、それぞれが楽しく生きることができる社会をめざしたい」というメッセージも伝わったと思います。
写真:「夢屋 少年たちがバリヤーと対峙するシーン」 ステージで7名が演じている。
写真:「黒ずくめの妖怪バリヤー集団 客席の様子」 黒い衣装をまとった役者たちが観客たちの近くまで来て、手を伸ばしている。

16日プログラム:ぱあとなぁ劇団 「ももじろう」
ももたろうの物語をアレンジ脚色して、障害者差別解消法・合理的配慮もとりいれ、差別の現状のことや、自立に目指すことの道のりなど、とてもわかりやすかったです。
また、劇全体もほんわかしていて、本当に楽しく、素晴らしいメッセージ性もあり、最高の舞台でした。
写真:「ぱあとなぁ劇団『ももじろう』の1シーン」 演者たち全員がステージで一列に並んでいる。

15日・16日プログラム : 東京演劇集団 風 [ヘレン・ケラー~ひびき合うものたち]
【ヘレンケラーStory(お話)】 幼少期の病のため、聴力・視力を失い、話すこともできないヘレン・ケラーと困り果てた家族のもとに、新米の家庭教師アニー・サリバンが訪れます。情熱的に教えようとしますが、ヘレンに拒絶し続けられ、アニーは、周囲と離れ2人きりで生活することを決意します。与えられた時間は2週間です。失敗を繰り返しながらお互いを求め、理解し、身体ごとぶつかり合う対話から世界を広げていく2人の出会いが描かれます。「東京演劇集団風」の代表作です。「劇団風さんBLOG」より引用
ヘレンケラーが親から離れ、アニー・サリバン先生と一緒に住み、決してうわべだけでなく、真の人間同士とぶつかりあいで、言葉を得たことは、「決してあきらめない」という障害者運動に通ずるところがあり、とても感動しました。それとバリアフリー演劇という配慮(字幕、手話役者等)が誰もが楽しめ、最高の舞台でした。
●バリアフリー演劇がこれからも広まっていき、多種多様な場所でバリアフリー演劇を誰もが楽しめるようになっていき、バリアフリー演劇を通じて、笑い、泣き、楽しみ、熱くなり、感動して、生きる力を身につけ、誰もが生きやすく、共に生きていけるインクルーシブ社会になるようにがんばっていきたいと思います。
写真:「劇団風『ヘレンケラー』の1シーン」 井戸ポンプ、階段、背景に字幕がある舞台で、6名が演じている。
9月(14日)、15日、16日 誰もが楽しめるバリアフリー演劇祭に関わったすべての人達へ
楽しく、素敵な2日間をありがとうございました。        
担当:平下泰幸(ちゃん)


■10ページ
タイトル:優生裁判の今!


最高裁大法廷・全員一致での勝訴判決! 
◆2024年7月3日 最高裁大法廷で全国5つの優生裁判(大阪、東京、兵庫、札幌、仙台の国家賠償請求訴訟)上告審に勝訴判決が出ました!
写真:「最高裁勝訴後の集合写真(全国被害優生保護法被害弁護団ホームページより)」 「勝訴」「今までありがとございます」「旧優生保護法は違憲」などと書かれた複数のハタがあげられ、マスコミに囲まれている。
◆仙台原告の飯塚淳子さん(仮名)が、被害を訴えるも国からはまったく相手にされません。そんな状況でもあきらめず、2015年日弁連に人権救済を訴え、2018年に全国で初めて提訴しました。それは、全国の被害者が勇気を振り絞って提訴するきっかけともなりました。裁判が進むにつれ、当時の悲惨な事実がさらに明らかになってきました。 
◆戦後48年もの間、優生保護法が実在し、国・行政が積極的に強制不妊手術を実施し、差別・偏見を助長。被害者が沈黙せざるを得ない状況を作り出してきました。最高裁勝訴判決までに全国の原告39名のうち6名もの方が、悔しくも他界されています。 
写真:「最高裁勝訴後の報告集会・参加者で満員の大阪視聴会場の様子」 会場の背後から撮影。zoom画面が壁面に映し出されている。

◆今回の最高裁判決では、旧優生保護法を憲法違反とし、「国の責任は極めて重大」と指摘されました。また、これまで各地で争点となっていた除斥期間を適用しない判決は、被害に合われた方々の無念が報われる結果となりました。今回の勝利は、多くの方々の署名の協力を得て、また障害種別を超えて団結できた結果だと思います。 
◆7月17日に岸田首相、8月2日に小泉法務大臣が、原告さんを前に直接謝罪を行いました。それは今後、インクルーシブな社会をめざしていくなかで、とても大切な一歩だと思います。全国の裁判は和解するに至っても、今後の動きとして、優生連(優生保護法問題の全面解決をめざす全国連絡会)や全国弁護団とともに、国と基本合意を結び、新たに補償法をつくる方向で働きかけています。
◆原告の方からは、「みんな仲良く生きていける社会をつくっていきたい」との声がでていました。また「この優生保護法の問題は、社会全体の責任。各事業所も検証すべき」と判決後集会では弁護団からの報告がありました。 
◆同じ過ちが繰りかえされぬよう、おおさか旧優生保護法を問うネットワーク(夢宙もそのメンバー)としても、引き続き大阪府へ要求書、府議会に陳情書を提出するなど全面救済に向けたアクションを続けています。
写真:おおさか旧優生保護法を問うネットワーク4名が陳情書を府議会に提出している場面。
担当:野崎(ごん)


■11ページ
タイトル:万博2025をきっかけに、大阪まるごとバリアフリーに!


『2025年日本国際博覧会を契機とした障害者文化芸術、並びに大阪まるごとバリアフリー推進のお願い』にOSAKA IL7から総勢22名で公明党大阪本部に訪問してきました。
イラスト:万博公式キャラクターミャクミャクが両手を顔に添えている。

8月5日、公明党大阪本部代表 石川博崇参議院議員、
浮島とも子衆議院議員をはじめ、公明党国会議員と府・市会議員の方々との懇談会に参加してきました。
私たちからは、万博を契機に国際発信の場を作り、「障害者文化芸術を盛り上げて欲しい」、「大阪丸ごとバリアフリーを実現して欲しい」という内容でそれぞれ3つずつ合計6つの要望をしてきました。
それらに加えて、泉州地域の歩道の整備が都心部に比べて遅れている件に関しても、安心して当たり前に移動できる歩道の実現の為にお力添えいただけるようお願いしました。
写真:「社長、ちゃんさん」 社長が、意見を伝えています。
写真:「IL7から要望書を渡してきました!」 夢宙をはじめ、大阪の自立生活センターからの当事者が一列に並び要望書を示しています。

見出し:開幕まで残すところ5か月となった大阪・関西万博!
障害者文化芸術、並びに万博を契機とした大阪丸ごとバリアフリーがより推進されるよう、今後とも私たちの声をしっかりと届けていきたいと思います!
写真:「公明党大阪本部にて集合写真」 総勢20名が2列に並んでいる。
担当:町田(ドカベン)


■12ページ
タイトル:なんば・ミナミのバリアチェ~ック!
まちをたっぷり楽しむイベントに参加
なんばおにごっこ7 インクル・ジョーンズ


写真:「なんばおにごっこのチラシ」 男性の冒険家が主人公の映画をイメージしている。

2024年10月6日 大阪難波にて「NPO法人ちゅうぶ」主催「なんばおにごっこ」が開催されました!
コロナ禍明けということもあり、5年ぶりの開催となったイベントですが、大阪を中心とした沢山の障がい者団体が来られ、夢宙センターも総出で参加しました!
写真:「おけいはん扮する鬼!」 アフロヘアのかつらと角がついた被り物で仮装して立っている。
写真:「お昼ご飯は、チームでお好み焼き!みんなの笑顔が最高!」 鉄板の周りに4人がいる。

各ポイントに置かれたクイズを解きながら、さらにバリアフリー化(各施設のエレベーター、地下街のスロープ)が進んだ難波を散策しました。
もちろん大阪名物「たこ焼き」を食べることも忘れちゃいませんよ
フィナーレは「なんばリバープレイス」にて「インクル・ジョーンズ」によるバリアフリーショー その演出も最高でした。
沢山の障がい当事者が街へ出て、そこでさらに絆が深まった一日。
長らく、こんなにも大勢で外へ出る機会が無かったのですが、今回のイベントがそのリスタートを切るものであればと思います!
写真:「バリアフリーショー!」 10人が階段状のステージにいる。
写真:「なんばリバープレイスでの参加者大集合写真!」
写真:「なんばを街歩きしている参加者5人が、ハイポーズ」 左端が社長。
担当:西山(クロユメ)


■13ページ
タイトル:10年超えの夢宙ヘルパー<カツキック>は、
世界に羽ばたくONEのキックボクサー 北野克樹
カッケートーク! 
~ONEでチャンピオンに、俺はなる!~


※ONEとは?ONE championshipシンガポールを拠点に活動する総合格闘技、ムエタイ、キックボクシングなどの、世界最強アスリート団体。2023年~北野克樹も所属。
写真:「日本最強のキックを繰り出す北野克樹」 リング上で対戦している。彼の右足が相手の胸へとまっすぐに伸びている。

★夢宙の劇団「夢屋」の劇が、ぼくの人生を変えた!
 夢宙で働くようになったきっかけは、通っていた高校でインクルーシブ劇団「夢屋」の劇を見たことなんです。もともと福祉の仕事にも興味があったし、見た日にすぐ電話して面接にこぎつけました。面接と言っても、「夢屋を見て来ました!」と言ったら即採用(笑)。夢屋の劇をみんなに見てほしいな。ぼくみたいに働きたいって思う人もいるだろうし。
写真:「夢宙で介助の仕事をする北野克樹。愛称はカツキック」 利用者を車いすから移乗しようとする場面。
★日本国内では、ぼくに勝てるやつはいない!
 夢は、ONEでチャンピオンになること。それは世界で一番を取ることと同じなんです。世界での実力はまだまだだと思いますが、日本国内では、ぼくに勝てるやつはいませんよ。
タイでの試合が決まったら、2か月くらい前に行って、また日本に帰ってくる生活をしてます。試合があるとファイトマネーが出るんですが、それ以外は、スポンサーさんにサポートされています。こうしたみなさんの応援のおかげで、夢を追えているんです。
★夢宙ってね、いい人ばっかりだし、あったかい場所
 高校生だったぼくは、夢宙でたくさんの当事者さんと出会ってきました。最初は「介助、大変やな」って思うこともあったんですが、だんだんと人間関係ができていって、めっちゃいい仕事やなって思えるようになりました。
大変なこと?うーん、そうですね。試合前に減量をするんですけど、それでも利用者さんにおいしそうな天丼とかを食事介助するわけです。めっちゃきつかったですよ!(笑)
ここは、本当にいい場所だと思います。誰が来てもウェルカムで迎え入れてくれるし、いい人しかおらへん。めちゃあったかい場所です。
写真:社長と北野克樹がそれぞれ片腕でガッツポーズをし、もう一方の手でLEAD ON!と書かれたタオルを広げている。
■ 北野克樹(きたの・かつき)■
大阪府河内長野市出身の28歳。17歳から介助者。WPMFインターコンチネンタル・スーパーライト級王者、WBCムエタイ日本統一スーパーライト級王者 他多数のタイトルを持つ

取材:山越(ハニー) 文:濱岡(ミミ)


■14ページ
タイトル:ニックファイヤー大活躍!


すぺーすしゃとるメンバーのニック(松井)が、ヒーローになりたい!そんな夢を叶えるために誕生したニックファイヤーは、ベジタブル銀河警察から地球に派遣され、大阪でメタボリック将軍の野菜撲滅計画を阻止するべく活躍しているトマト刑事トマティーンと共にヒーローショーに出演しています!7月13日の土曜日は大阪市福島区で炎天下の中、野外ステージで宿敵ハイキーの猛攻でピンチに陥ったトマティーンを救いました!ヒーローショーが終わった後のニックは今にも溶けそうなほど汗だくでした。
写真:「7月の公演で左からハイキー、ニックファイヤー、トマティーンの集合写真」

続く8月21日の水曜日は八尾市のショッピングモール、アリオ八尾にてまたもやトマティーンの危機を救いました!なんと7月に戦ったハイキーの姉、キキ様が出てきたのです!この日はウルトラマンショーなども催される本気のステージでショーをすることができ、さらに八尾市はニックの地元と言うことで、かなり力が入っていました!ニックのテンションも最高潮!
写真:「8月の公演で左からトマティーン、キキ様、ニックファイヤー、ハイキー、応援に来てくれたまぁくん(河野)の5人の集合写真」

そして最後に9月16日の月曜日!大阪市北区のユニバーサルイベントでまたまたトマティーンの危機を救い、勝利へと導くことができました!この日の敵はハイキーですが、ハイキーの部下である雑魚をトマティーンが助けるという少しおかしな展開になっていました。トマティーンは常にニックファイヤーに助けられていますね。しかし、トマティーンはニックファイヤーの師匠で、「体が不自由でもヒーローになろうという気持ちがあれば誰にでもなれる!」とニックをヒーローの世界に誘ってくれたのです。
写真:「9月の公演で左からハイキー、ニックファイヤー、アクションシーンの写真」 両者、剣を持って闘っている。

真夏の3か月連続公演を乗り切ったニックファイヤーは少し休憩に入ります。そしてこの間に更なる進化を遂げて、次の公演に向けてニックファイヤーは準備を進めているのです!
担当:時枝(トキ)


■15ページ
タイトル:夏のしゃとる縁日2024


今年の夏も全国的に暑い日が続きましたがそんな暑さを吹き飛ばすべく、しゃとる縁日を開催しました。コロナも落ち着いてきた事で今年は飲食店も解禁しました。
しゃとるからは、焼きそばとラムネを、夢宙センターからは居楽家ごりらでホルモン焼きとカラポテとチョコバナナとバナナジュースを、更にヘルパーのBすけ君の実家からカレーを、更に更に
ヘルパーの天心、龍心兄弟の実家からうどんの出店してもらい、美味しい物がいっぱいな縁日になりました。
写真:「居楽家ごりら&キッチンの様子」 スタッフ数名が店内の縁日コーナーに立ち、微笑んでいる。
写真:「居楽家ごりら&キッチンの様子」 厨房内で数名のスタッフが働いている。
写真:「しゃとる縁日の様子①」 居楽家ごりらの店先
写真:「しゃとる縁日の様子①」 ひろやうどんの出店
写真:「しゃとる縁日の様子①」 ゲームの受付
写真:「しゃとる縁日の様子①」 しゃとるメンバーの出店

その他、トマト刑事トマティーンやニックファイヤー(しゃとるメンバーのニック)などが縁日を盛り上げてくれました。
写真:「トマト刑事トマティーンとニックファイヤー」
写真:ニックファイヤー
写真:「トマティーンがポーズを決めている」

更に今回の縁日では森ノ宮医療大学のボランティアサークル「アイリス」から学生さんと重度訪問介護資格取得講座の参加者からもお手伝いしてくれました。
当日は食べ物だけではなくスマートボールとくじ引きと射的とミニ四駆にレーブ(駄菓子屋)など
たくさんの出し物を出店してました。夏休み最後の土曜日ということで大盛況で子供たちの笑顔で
あふれていました。
写真:「しゃとる縁日の様子②」 こどももおとなも縁日の出店に詰めかけている。
写真:「しゃとる縁日の様子②」 多くの来場者とスタッフとで、にぎやかな縁日。
担当:衞藤(ゴイスー)


■裏表紙(16ページ)
☆編集後記☆
気候も涼しくなってきて、過ごしやすくなって参りましたね。NHKの朝ドラも新しい作品になり、橋本環奈さんが主演の『おむすび』が始まりました。主題歌もB’zが『イルミネーション』という作品を手掛けており、Popで大変聞きやすい楽曲になっています。ドラマの制作者も現在の心境にはまり、楽曲を聴いて涙したそうです。この機会に一度聴いてみてはいかがでしょうか。(Bすけ)
You☆ゆう☆ネット編集部

●夢宙センターへの行き方
夢宙センター周辺地図があります。(地下鉄住之江公園駅周辺の地図)
(電車でお越しの方)
住之江公園駅の改札内、ニュートラム側エレベーターで改札階へ上がる。ニュートラム改札を出て③番出口から徒歩30秒 改札から約50m 
※夢宙センターホームページにて、住之江公園下車からのバリアフリールートを写真と動画で紹介しています!
(徒歩、お車でお越しの方)
新なにわ筋、住之江通り(長居公園通り)を住之江公園交差点で南港方面へ。すぐの一筋目を左折した右側がオスカードリーム(地下駐車場あり)。建物内にエレベーターがあるので2階に上がり、左に30m行った左手。

編集人:特定非営利活動法人 自立生活夢宙センター
〒559-0024 大阪市住之江区新北島1-2-1 オスカードリーム2階
TEL:06-6683-1053   FAX:06-4702-4738
E-mail:mutyu@blue.ocn.ne.jp

★情報保障★夢宙センターのホームページから本文のテキストデータをご利用になれます。
編集担当:馬場 直樹

QRコード3つ URL
ホームページのQRコード (You☆ゆう☆ネットのトップページ) 
https://www.npo-muchu.com/you-you
フェイスブックのQRコード 
https://www.facebook.com/cilmuchu
インスタグラムのQRコード
https://www.instagram.com/muchu.center.1053/

発行人:関西障害者定期刊行物協会
〒543-0015 大阪市天王寺区真田山町2-2 東興ビル4階
定価:100円
二〇〇〇年一二月一二日 第三種郵便物承認 毎月(一・二・三・四・五・六・七・八の日)発行
KSKS(You☆ゆう☆ネット Vol.54) 第三種郵便物承認 通巻7638号 2024年10月31日発行

〒559-0024

大阪府大阪市住之江区新北島1-2-1

オスカードリーム 2F

TEL  06-6683-1053

FAX  06-4702-4738

Email mutyu@blue.ocn.ne.jp

 

bottom of page