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2026年 夏号
今号のみどころ

暑くなってまいりました!
さて、2026年夏号の通信は、いつも以上に国際づいていますよ。
特集は、ドミニカ共和国への再訪記事。社長とすえっちが現地でなんとラジオ出演までしてきました。つづいて、アフリカへ行く障害当事者に、介助者として同行してきたスタッフのレポート。ベトナムのセンター代表が夢宙にステイしてくれた充実の日々。ダスキン海外研修生の方たちも、夢宙でたっぷりと交流したり、地域の小学校を訪れたり。もちろん地域活動も盛りだくさん!
国内外ともに、いろいろな交流を丁寧に重ねていく夢宙センターです。ぜひ、今号の通信ものぞいていってくださいね。


You☆ゆう☆ネット 2026年夏号(Vol.59)
KSKS 第三種郵便物承認 通8129号 2026年6月28日発行
自立生活夢宙センター


■表紙
KSKS
You★ゆう★ネット
~自立生活夢宙センターの“いま”と元気をお届けする つながり★通信~
2026年夏号
Vol.59

もくじ
◆特集◆ ドミニカ再訪 ドミニカ共和国で、ラジオ出演してきました! 2
ケニア・南アフリカへの旅・介助者の視点から 3
続報 ベトナム! MARU自立生活センター 応援 夢宙でウェルカム in 2Weeks 4
優生保護法被害の全面救済へ!! ~大阪府と府議会へのアプローチ~     6
第2回 ごちゃまぜOSAKA すみのえ文化祭 みんなで景色をかえよう! 7
今年もダスキン研修生がやって来た!! 8
真住中学でインクル&自立生活座談会2ステ!    10
~劇団夢屋の活動報告~ 11
暑い!熱い!ごちゃまぜ運動会     12
大地に根を張る強い意思で!新年度意気込み式 2026     13
ラグビー観戦 in 東花園ラグビー場!    14
境界線の向こう側へとチャレンジするDJトリスこと、木下浩司郎! 15

 

自立生活夢宙センター


■2ページ
タイトル:特集 ドミニカ再訪 ドミニカ共和国で、ラジオ出演してきました! 
JICA訪問レポート/障害理解への取り組み

写真:アメリカ、メキシコ、カリブ海、キューバ、ハイチ、ドミニカ共和国の位置を示す地図

 私は以前、ゆうゆうネット2025年春号でドミニカ共和国を訪問したことを報告しました。
今回は2026年1月下旬から2週間、夢宙センター代表・平下耕三氏の介助者としてドミニカ共和国を再訪しました。今回もJICA(国際協力機構)ドミニカ共和国事務所のお招きです。平下氏は車いすユーザーで、障害に関する専門家として障害の主流化を伝えに訪問しました。
 今回は時間があるとき、非公式ですが、精神障害者当事者としても発言もしました。精神障害者には適切な医療が必要なこと、発病後は十分な休養が必要なこと、症状が落ち着いた後、リハビリテーションが必要なこと、そして働く場合には職場環境の整備や配慮が必要なことなどを訴えてきました。
 今回は平下氏と共にドミニカ共和国のラジオ番組にも出演しました。そこでは我々は一般の人が持っている障害者観を変えたいんだ、ということを訴えてきました。 
写真:「左から坂口所長、平下、フェル・クリスティーナ記念写真」 「LEAD ON!!」の横断幕を掲げている。背景に多くの参加者がいる。壁にJICAのロゴが掲示されている。 
写真:「ドミニカの国花 バヤイベ・ローズ」 
写真:「ラジオ局での収録」 録音ブース内でマイクを前に話す平下氏。隣に陶延。向かいの女性2名が微笑んでいる。
担当:陶延(すえっち)


■3ページ
タイトル:ケニア・南アフリカへの旅・介助者の視点から

1月25日?2/8日、ケニアと南アフリカ共和国へ、NPO法人ぱあとなぁ代表・地村さんの介助者として行ってきました!

今回の訪問の主な目的は、2023年から2025年にかけてJICA課題別研修に参加した帰国研修員のアクションプランの進捗を確認し、それぞれの地域でどのような実践が始まり、どのような課題に直面しているのかを把握することでした。ぱあとなぁのFacebookや、5月22日に行われた「ドミニカ・アフリカ報告会」などで何をしてきたかは既に報告が上がっているので、今回は僕から「地村さんの介助者」という視点で、ケニア・南アフリカへの旅について報告したいと思います。
写真1?3:トランジットで訪れたドバイ空港で、車いすの交渉をする地村さんと介助者・スタッフたちの様子。現地の空港職員と話し合っている場面。

★トランジットで訪れた、ドバイ空港でのできごと★ 
トランジット中、空港側から代用の車いすが地村さんに用意されました。そうした代用の物に乗るのではなく、自分の車いすを出してほしいとあらかじめ伝えていても、「自分の車いすが出てこない」というケースは海外の空港でよくあります。今回も、案の定、出てこず……。
車いすは、障害当事者にとっては体の一部です。体に合わない車いすに乗ることは体に大きな負担がかかります。地村さんは、次回ここを訪れる車いすユーザーのためにも、空港職員に「自分の車いすを出してほしい」と1時間以上交渉を続けました。しかし、残念ながら最後まで出てくることはありませんでした。
写真:「ケニアで、いろいろなお肉を食べました」 みんなでテーブルを囲んで食べている様子。

今回のように結果にはすぐにつながらなくとも、おかしいことに対してアクションを起こし続けることが何より重要です。そうした積み重ねにより、次を生きる車いすユーザーの未来が拓かれる。そんな強い想いに満ちた地村さんの交渉場面に、旅の初日から深く心を揺さぶられました。
他にも、現地の方やアフリカチームのメンバーへの声掛けなど、一人ひとりとの出会いをとても大事にされる地村さん。その姿勢に触れ、この2週間の旅を通じて、豊かな人間性を深く学ばせていただくこととなりました。
今まで介助で海外のいろいろな国に行かせていただきましたが、今回が一番と言ってもいいほど、学びの多い旅でした。まだまだ書きたいことはたくさんありますが、今回はこの辺で。 

写真:「ケニアのラグビーチームと記念撮影」チームメンバーたちと夢宙・ぱあとなぁのスタッフで計20名以上の集合写真。
写真:「ケニアの友人と再会して記念写真」 8人いて、中央の地村さんが、ぱあとなぁの旗を持っている。
担当:町田(ドカベン)


■4~5ページ
タイトル:続報 ベトナム! マル自立生活センター応援 
夢宙でウェルカム in 2ウィークス

イラスト:日本とベトナムの国旗
写真:「最高のスマイル、ありがとう!!」 夢宙センターのメンバーと、ベトナムから来たヒョウちゃん、グエンちゃんが最高の笑顔で笑っている。
写真:「みんなで、たこパ!楽し~!」夢宙センターのスペースで、みんなでたこ焼きパーティーを楽しんでいる様子。
 
2019年、ダスキン・アジア太平洋障害者リーダー育成事業の21期生として日本で学んだヒョウちゃん。日本での研修を終え、熱い志を胸に母国のベトナムにもどりました。その後、メインストリーム協会、ぱあとなぁ、そして夢宙センターのチョッキやベンさんたちがベトナムに行く中で関係を深め、ついに2024年8月、ベトナムに「マル自立生活センター」を立ち上げることになりました!
そしていまも、両センター関係を保ち続けています。

ヒョウちゃんが夢宙センターには、コロナ禍の2020年に一度来たきりでした。今回の訪問は、夢宙のことを知ってもらおう!夢宙の仲間と仲良くなってもらおう!活動を肌で感じてもらおう!という目的で、2週間来てくれました。
来日は、ヒョウちゃんとボランティア介助者のグエンちゃん。ベトナムには、まだ公的な介助制度もありません。障害者にとっては足である車いすも、日常生活用具の制度はなく、手に入りにくい厳しい状況です。ベトナムの障害者人権が一歩でも前進できるように、ヒョウちゃんはマル自立生活センターで日々、奮闘しています。マルセンターの活動の一つで、障害のある仲間たちが一つひとつ手作りで「あみぐるみ」を製作・販売しています。その活動をとおして、マルセンターのことを地域に知ってもらうのが目的です。障害者の仲間たちが、「自分たちで稼げたことで、家族の中で、初めて発言権をもてた」というヒョウちゃんの発言が印象的でした。
写真:「居楽家ごりらで、はいポーズ!」 20名近くの人が、ごりらが描かれた壁の前に並んだ集合写真。
写真:「近くの小学校の見守り活動に参加!」 レッドハリケーンズさんの選手たち2人がそれぞれヒョウちゃんの手を握っている。

夢宙センターは地域とのつながりも深いです。今回の滞在中も、夢宙センターの生活介護スペース「しゃとる」が継続している様々な活動を体験してもらいました。入所施設への訪問、プロラグビーチームのレッドハリケーンズさんと、朝の見守り活動。行政との交渉について学ぶため、連携している「障大連」事務所への訪問。
そして今後、自立生活を考えている高校生と一緒に、自立生活をしているゆーりんのお宅訪問や、ゆーりんの活動である駄菓子屋販売に同行しました。地域の小学生にも大人気のインクルすごろく体験。日本滞在中のベトナムの人たちとの交流。ヒョウちゃんのリクエストも取り入れながら、日本のいろんな方々との交流を重ね、盛りだくさんの2週間でした。
夢宙のチョッキ、ベンさんがあたためてきた「JICA草の根事業プロジェクト」をとおし、ヒョウちゃんの思いに沿った内容を、一つひとつ確かめながら実現を目指していきます!

ベトナムのマルセンターのヒョウちゃんたちとの関わりをとおして、ベトナムと日本の障害者たちがさらにエンパワーしていけますように!!!

写真:「インクルすごろくゲームで大盛り上がり!」 7名みんなですごろくを囲んで、カメラ方向に笑顔を見せている。
写真:「京都にて、『すま~いる』ポーズ!で記念写真」 緑豊かな庭園をバックに、7名が2列に並んでいる。
写真:ベトナムの女の子のあみぐるみから吹き出しが出ている。セリフは、「夢宙イベントで、みんなであみぐるみ販売~!売り切れ商品続出!ありがとう」
写真:イベント会場の特設ブースで、ベトナムから持参した色とりどりの手作りあみぐるみを並べ、販売している様子。笑顔の6名の写真。
担当:野崎(ごん)


■6ページ
タイトル:優生保護法被害の全面救済へ!
大阪府と府議会へのアプローチ

優生保護法被害の救済をさらに前へ。
全国で連帯しつつ、府議会への陳情も!

写真:大阪府の担当者に対し、総勢7名で要求書を提出する場面。

【問うネットは、本拠地・大阪を舞台に、粘り強く活動中!】 
夢宙センターから有志が出て、「おおさか旧優生保護法を問うネットワーク(略称:問うネット)」という団体を通し、2018年の裁判支援から2024年の最高裁勝利判決~現在まで、活動しています。
【ハンセン病回復者支援の活動との連携】 
2025年末、ハンセン病回復者支援活動をされている方々と交流を持ち、大阪府との交渉などで連携を始めました。深刻な人権問題を共通の問題意識とする私たちだからこそ、共感しあえる課題も多いのです。
【府議会に陳情行動】 
3月、大阪府議会に優生保護法被害回復への陳情行動をしました。議員さんの中でさえ、「優生保護法の問題は、最高裁で勝訴したから、もう落ち着いているのでは」との感想が出ました。皆で意識を高めていきたいと思います。

●大阪府への要求書
1.大阪府として被害者に対面で謝罪を
2.補償法の周知・広報、大幅に強化を
3.主体的な被害検証への取り組みを
4.優生思想に基づく偏見・差別を根絶する取り組みを
5.継続的な協議の場を設けて

【大阪府からの回答と応接】 
問うネットでは、毎年、大阪府へ要求書を出すなど、積極的な取り組みを続けています。要求書に対して大阪府が回答を出して意見交換を行う「応接」を昨年度末にも持ちました。今年度もそろそろ要求書の作成にとりかかります!
世の中にはびこる根深い優生思想を絶っていくためにも、学校教育的なアプローチも視野に、さまざまな企画を練っている最中です!
写真:「大阪府との応接で、夢宙のおけいはんが発言!」長テーブルに並んだメンバーたち。
写真:「府議会陳情書提出の際に意見を述べる場」 約10人がテーブルに着いている。
担当:濱岡(ミミ)


■7ページ
タイトル:第2回 ごちゃまぜOSAKA すみのえ文化祭 みんなで景色を変えよう!
2026年3月28日(土) 11:00?16:30 @住之江舞昆ホール

写真:住之江舞昆ホールのステージ前にて、「ごちゃまぜOSAKA」の大きな横断幕を囲み、参加者・スタッフ全員が撮影した集合写真

■ 開催の概要
障害のある人もない人も、高齢者も若者も、まったく違う背景を持つ大勢の地域の方々がひとつの場所に集まり、笑顔があふれる一日となりました。

■ 夢が叶った瞬間―DJトリス&ダンサーファルコン 
今回のイベントのハイライトのひとつが、夢宙のメンバーであるDJトリスのステージです。
「DJをやってみたい」という長年の夢を、このごちゃまぜの場で堂々と叶えました。 
ダンサーファルコンとともに会場を盛り上げたそのパフォーマンスは、観ていた誰もが自然と体を動かし、笑顔になっていました。「できない」ではなく「やってみた」―その姿こそが、ごちゃまぜの精神そのものでした。
写真:「ダンサーファルコンが踊りで会場をわかす」 ステージ上でマイクを持って、ファルコンが立っている。 
写真:「DJトリスのMCとDJプレイが躍動!」 DJブースにて、サングラスと派手なシャツを身にまとい、手を伸ばして会場を盛り上げる様子。

■ 広がった地域の輪 
多彩な団体・企業が体験ブースに並び、住之江の「ごちゃまぜ」な人脈が目に見える形になりました。 手話・要約筆記・テキストデータの情報保障も充実し、誰一人取り残さないという姿勢が会場全体に伝わっていました。

「ごちゃまぜ」はスローガンではなく、あの日、あの会場に確かにあった景色でした。
みなさん本当にありがとうございました。来年もまた、もっとごちゃまぜに! 
写真:第2回ごちゃまぜOSAKAのイベントチラシ
担当:菊池(じん)


■8~9ページ
タイトル:今年もダスキン研修生がやって来た!!

 今年も、ダスキン研修生(ダスキン・アジア太平洋障害者リーダー育成事業25期生)が夢宙にやってきた!!
 モンゴルからニャムカ(ニャムオチル ビャンバドルジ)とサンチョ(サナチルニャム プレブドルチ)の
モンゴル兄弟が4月1日~23日まで研修にやってきて、モンゴル兄弟と入れ替わりで、マレーシアの
ヤオ(ヤオ チュン ホン)が23日~30日まで研修を行いました!

写真:「ニャムカ サンチョ」 ふたりが微笑んでいる
写真:「ヤオ」 笑顔

モンゴル兄弟編(4月1日~23日)
 ニャムカさんは、モンゴルにあるCIL、UPセンター(ユニバーサルプログレス)の当事者スタッフで、夢宙センターと共に活動している志ILネットワークの仲間です!しかも、ニャムカさんは8年前にJICAの研修で夢宙に来ていました!!その時は日本語を全く話せなかったのですが、今回はダスキン研修という事で・・・まさか日本語で会話ができるなんてびっくりしました!!
 サンチョさんは、普段炭鉱で働き、休みはUPセンターで介助者として働いていて、今回はニャムカさんの介助者兼ダスキン研修生としてニャムカさんと一緒に研修に来ました!今までは、身の回りの事ができる障害者しか研修を受けられなかったのですが、合理的配慮で、介助者の同行が認められる事になったので、障害が重くても研修を受けれることになりました!!

主な研修内容
・夢宙センターの話 ・大阪ダービー ラグビー観戦 ・インクル 小学校入学式参加 ・通天閣&新世界散策 ・ゴイスー宅訪問 ・アドボカフェ(施設訪問) ・報告会 ・また会おうパーティー

写真:「井谷さんを囲んで集合写真」 夢宙玄関にて
写真:「インクル入学式 集合写真」 小学校の校門にてインクルチームと。
写真:「ラグビー観戦」 スタジアムにて
写真:「通天閣と集合写真」 約10人が笑顔で。
写真:「夢宙についての話」 会議室にて数人が話し合っている。
写真:「ニャムカとDPI佐藤さん」 背景がスタジアムの観客席。
写真:「パロマ瑞穂スタジアム」 広大なグラウンドと観客席。
写真:「グリコ看板前でグリコポーズ」 ニャムカ、サンチョ、ちゃんさん、ドカベン。
写真:「見守り活動 集合写真」 10数人が見守り活動のビブスを着け、旗を持っている。
写真:「ゴイスー宅 見学」 ニャムカ、サンチョ、ゴイスーが部屋にいる。
写真:「集合写真」 約20人くらいが並んでいる。

 ニャムカさんは、夢宙での研修を通してモンゴルの知的障害のあるメンバーたちが日中集まれる作業所を作っていきたいと言っていたのがとても印象に残っています!サンチョには、ニャムカさんを支える立派な介助者になってもらい、モンゴル兄弟でILを盛り上げていってほしいと思いました!

ヤオ編(4月23日~30日)
 ヤオさんは、すごくシャイで人が多いと緊張するそうなんですが、1対1ならいろんな話をしてくれ、特に好きなアニメの話をたくさんしました!それと日本の神社が好きで、1週間と短い研修期間で、4つの神社に参拝に行きました!

主な研修内容
・夢宙センターの話 ・住吉大社散策 ・ラグビー観戦 ・BBQ ・インクルすごろく ・しゃとる体験 ・難波八坂神社&日本橋・道頓堀散策

写真:「ボーリングをするヤオさん」
写真:「グランド花月前で集合写真」 6名くらいが並ぶ。
写真:「ラグビー観戦の様子」 4人が応援グッズをもって座っている。
写真:「BBQの様子」 長テーブルにたくさんの食べ物が載っている。
写真:「うどん屋 集合写真」 約10人ぐらいが席についてピースサインなどをしている。
写真:「はやぶとヤオさん 家飲み」 2人が乾杯している場面。
写真:「ウェルカムボード前で集合写真」 約20人が両手を広げたスマイルポーズで。
写真:「難波八坂神社 集合写真」 巨大な獅子殿の前にて。

ヤオさんは、夢宙での研修は短く、神社行ったり、BBQしたり遊びが多い研修だったけど、夢宙での研修の中で居場所づくりや、障害者の自立生活について学んでくれました!

今年は3人の研修生が来てくれて、自国に帰って社会を共に変えてくリーダーになってくれたらと思います。また、会える日を楽しみにしています!!
次の研修生はどんな人が来るのかとても楽しみです!!LEAD ON!! 

写真:「また会いましょうパーティー LEAD ONポーズ!」30名以上の夢宙スタッフやしゃとるメンバーたちが一堂に集まり、こぶしをつきあげている。
担当:馬場(チョッキ)


■10ページ(上)
タイトル:真住中学でインクル&自立生活座談会 2ステージ!

写真:「バロンさんの恋愛話にみんな興味津々!」 複数の生徒たちが床に座り、バロンさんを囲んで話を聞いている様子。壁には、「恋愛 バロン」と貼ってある。

夢宙センターのご近所にある大阪市立真住中学校。
今年2月に生徒さんたちが福祉体験をする場に立ち合っていました。その続編がすごいんです!夢宙の生活介護すぺ~すしゃとるのメンバーたちが、中学2年の生徒たちとインクル座談会の場を持ちました。座談会のラインナップは、のぼるさん「仕事」、うめさん「居酒屋」、さなえさん「友達交流」、バロンさん「恋愛」などなど、みんなの強みを活かした話題ばかりが9つも勢ぞろい!
最初は中学生のほうも、目を合わせるのも照れくさそうな、緊張した様子でしたが、メンバーの話が始まると、表情がみるみる変わっていきます。 
「それって、どういうこと?」「どんなデートをしてるんですか?」 ―最初は小さかった声が、だんだんハッキリ!気づけば積極的に手が上がるようになっていました。こうして10人ほどの生徒たちに車いすが囲まれて、わくわくドキドキの座談会はどんどん盛り上がっていきました。
素朴で真っ直ぐな問いに、当事者さんたちも笑ったり、考えたり、時に真剣な表情で答えてくれて、対話がぐっと深まっていくのが感じられました。途中で2組の生徒が入れ替わり、もう一度フレッシュな質問が飛び出す “2ステージ”。
充実のお面持ちで、「またお話ししようね!」「街ですれ違ったら声をかけてね!」とハイタッチで終わる、素敵な交流の午後でした。 

写真:「さなえさんのお話に、中学生たちは前のめりに!」 友達交流をテーマにさなえさんがみんなに話す様子。
写真:「生徒たちの前で挨拶をしてます。」 体育館のステージ前に夢宙のメンバーたちが一列に並んでいる。 
担当:濱岡(ミミ)


■10ページ(下)
タイトル:南港光小学校1・2年生と、わくわくインクル交流♪

2月26日に、南港光小学校の1年生・2年と交流をしてきました!
最初に南港光小学校の生徒さんにドラえもんの曲を使ってダンスをしてもらいました。このダンスは2年生が運動会で披露したもので、僕は運動会を実際に観にいくことが出来たので、披露してもらうのは2度目。あの時の運動会と変わらず、弾けるような元気を子供たちからたくさんもらうことが出来ました。
ダンスの後には、全員でいろおにをし、車いすでも参加できるようにルール設定をしてくれました。そのおかげで、心から楽しめたので自分の子供時代にもこんな考え方が出来ていたらよかったなと思いました。
写真:「こどもたちも、ダンスをご披露!」 こどもたちが手足を伸ばし全身で表現している様子。
写真:「みんなで楽しめるように、ルールを考えなおします!」 みんなで壁に貼られた色紙の位置を調整している。
写真:「おたがいに感謝を伝えあう場面」 体育館の壁際に並ぶメンバーたちと、床に座るこどもたち。
担当:河野(まぁちゅ)


■11ページ
タイトル:劇団夢屋の活動報告

 夢宙センターのインクルーシブ劇団夢屋です!演劇を通じて社会啓発活動を行っています。
 今回から今までの劇に新しいキャラクターが登場し、さらにパワーアップした劇になりました!!
 今回も演劇前にワークショップを行い、場をあたためて夢屋の雰囲気を知ってもらったうえで劇を見ていただきました!2チームに分かれ、配役も少し変わったのでまた新しい夢屋をみなさんに観ていただけたのではないかと思っています。
最近では2か所で公演をさせてもらったのでその様子をお伝えします~!

【大阪社会福祉士会 南支部全体会での公演】
2026年2月の大阪社会福祉士会の南支部全体会で、人権啓発劇とワークショップを通じた交流を行ってきました。対象が大人の方たちだったのですが、いつも小学校でやっているワークショップのリクエストがあり、演劇を体験してもらうため、数人で一つの絵を身体で表現してもらったり、セリフの感情表現をみんなに当ててもらうなどを全力でやっていただきました(笑)
 最初はみなさん緊張されていた様子ですが、身体を動かすとみなさんの空気もほぐれていったのか、すごく和やかな空気に変わり、自然と笑顔になっていました。そのあとに劇を観てもらったので楽しい場面では笑い声も起こっていました。
写真:「円陣で気合入れます!」 舞台裏にて劇団員一同が円陣を組み、手を重ね合わせている。
写真:「今回の出演者たち!」 7名の役者たちがステージに立っている。チョッキは中央で左手を挙げている。

【敷津浦小学校での公演】
 こちらも今年の3月に大阪市立敷津浦小学校で公演させてもらいました!
敷津浦小学校は、年に1回公演させてもらっている夢宙センターからも近い小学校です!
 今年もワークショップ、劇本番も大盛り上がりでした!!
 児童のみなさんの楽しそうな姿や、本気で向き合ってくれている雰囲気がいつも嬉しくて、これからも色んな場所で公演をしていきたいと思いました。
写真:「ちゃん少年とお兄さん・お姉さん!謎のおじさんも…」 劇の真っ最中の様子。4人がこどもたちの前で演じている。
担当:登(イタリン)


■12ページ
タイトル:暑い!熱い!ごちゃまぜ運動会

 夢宙、ぱあとなぁ、メインストリーム協会合同で、4月17日に「ごちゃまぜ運動会」を東大阪市のウィルチェアスポーツコートで行いました。ラグビーで有名な東大阪市に、このような車いす専用の広いコートがあることを初めて知りました。雨が心配されましたが、当日は強い日差しの中、参加者・実行委員みんなで心も体も熱く盛り上がりました。
選手宣誓は、ごんごんから「明日の褥瘡や筋肉痛、シップを貼ることを受け入れ、全力で楽しむ」という当事者ならではの力強いメッセージがあり、会場全体が笑いに包まれました。そして赤組、青組、黄色組に分かれてスタート! 3つのチームは3センターが混ざり合っていて、これまで一緒に活動することが少なかった当事者・健常者が交流し、協力して楽しむことを大切にしました。そして、障害程度を重度・中度・軽度・健常者に分け、重度の人ほど得点が高い仕組みにし、みんなが輝ける「ごちゃまぜ」の運動会を作り上げました。
 騎馬戦は電動車いすの後ろに手動車いすの人がつながり、手動の人の肩につけた風船を刀で割る競技でした。代表同士の対戦は、午前中最後の種目で得点によってチームのお弁当のランクが決まるため応援にも力が入りました。途中転倒する人が出るほど白熱し、赤組がお肉などが入ったスペシャル弁当をゲットしました。大きなけがをした人がいなかったことがよかったです。

 「出勤5分前」という競技は、朝ぎりぎりに起きた想定で、当事者と介助者が一緒にスタートし、服を着て、かつらをかぶり、昼食を食べてすぐなのにパンを食べて、早くゴールするというものです。大きすぎるシャツを着ることに苦戦したり、パンをゆっくり味わう人がいたり様々でしたが、夢宙で研修中のニャムカさん・サンチョさんのペアはスタートダッシュから息の合った身支度で、重度障害グループの中で圧倒的な速さでゴールしました。
 最後の「花のステージ」は3mの枠の中に40人ほどが入りました。車いすを持ち上げたりタイヤの上に立つ人など、ほとんど全員が参加して盛り上がりました。最後は社長リーダーの青組が優勝で、楽しく締めくくりました。
 子どものころ運動会は応援・見学だったという当事者もいます。夢宙は地域の運動会にも何度か参加していますが、十分楽しめるものにはなっていません。障害の有無や種別・程度を超えてみんなが参加した今回の運動会が、これからの活動を考えるヒントになればいいと思いました。そして、次回、更にパワーアップしたCIL運動会が開催できれば、と思っています。
写真:「爆笑!ごんごんの選手宣誓場面」 ごんごんがマイクを持ち、片手を上げて選手宣誓をしている場面。
写真:「何人入ったかな!?大盛り上がりの『花のステージ』」 一定の区画内に、車いすユーザーや車いすを限界まで押し込み、隙間なく参加者たちが密集している。
写真:「社長から締めの挨拶!」 多くの車いすユーザーの近くで、社長が話している。
写真:嬉しそう顔で大きな優勝カップを持っているおけいはん。
担当:岸本(おけいはん)


■13ページ
タイトル:大地に根を張る強い意志で! 新年度意気込み式 2026

今年も、年度始めの恒例行事である夢宙センターの「いきごみ式」が盛大に開催されました。
年に一度、スタッフ一同が気持ちをビシッと引き締める、とても大切なイベントです!!
写真:「左から、すえっち、ちゃんさん、すーやん」 3人とも笑顔でポーズを取っている。背景に今年の四字熟語「枯地草根」の掛け軸。

初めに夢宙センター恒例の四字熟語の発表からで、今年は「枯地草根」です。
枯れた大地にも根を張り草が生えるような強い意志を持つという意味で皆一年頑張っていきます。
今年度は、夢宙センター事務局の役職変更があり、新たな立場に就く者たちが紹介されました。
まずは、新・事務局長、平下泰幸(ちゃんさん)です。
「国内外ともに通じる真の自立生活センターを目指したい」 と力強く意気込みを伝えていました。
続いて新・副代表に、陶山雄一(すーやん)は、
「副代表として、もっと夢宙を盛り上げたい」
もう一人の新・副代表の陶延彰(すえっち)は、
「障害当事者に災害対策の備えを!完璧を目指さなくてもいいんです。60%で頑張っていきます」
最近の災害対策と自身の障害との共存方法を重ね、意気込みとして話してくれました。
続いて、新常勤3名からの「意気込み」です。
井上侑一郎(セティ)「現場に立って、泥にまみれて、仕事を頑張ります」
高橋雄祐(キー)「初心を忘れず頑張ります」
松村凌我(心)「仕事もプライベートも頑張ります」
など、力強い意気込みを伝えていました。
写真:「左から、心、セティ、キー」 新常勤スタッフとなった3名が、「常勤証」を掲げて並んでいる。

最後に代表の平下耕三より挨拶がありました。「夢宙センターは設立してから24年目になり、今年は地域との繋がりをもっと深めたいので1.ほめる 2.つなげる 3.広げるを大切に、グローカル(国際的な視点で地域の特性を活かす事)な心を持って、共に支え合い、努力をする人材を育てていきたい」として今年度の意気込み式を締めくくりました。
その後、仲間同士、共に鼓舞しあう交流会が設けられました。
また当日(4月2日)は代表・平下耕三の誕生日だったこともあり、愛媛の自立生活センター星空の井谷さんが片道5時間もかけて駆けつけてくださいました。
さらに、大阪市更生療育センターの川端さんと永田さんもサプライズでお祝いに来てくださいました。
今年度も地域や関係者の方々に支えられながら、夢宙センター一同頑張っていきます。
写真:「左が井谷さん」 社長が井谷さんを指さしている。ふたりとも笑顔。
写真:「川端さんと永田さん」 前列に花束を持った社長、永田さんは右隣で5と9のバルーンを持っている。
写真:「意気込み式後の集合写真」 約50名ほどで、そのうち多くの人が片手を挙げたLEAD ONポーズをとっている。
担当:土橋(ディーヌ)


■14ページ
タイトル:ラグビー観戦 in 東花園ラグビー場!

4月4日(土)、東大阪市を拠点とする花園近鉄ライナーズvs大阪市を拠点とするレッドハリケーンズ大阪の試合が東花園ラグビー場であり、夢宙センターとしゃとるメンバー一同で観戦に行ってきました。
「誰もが楽しめる観戦環境に向けた取り組み」をコンセプトに、今回特別に東花園ラグビー場内にある、ワールドカップ2019ルームというお部屋で観戦させていただきました。
243名(車椅子67名)が入っても余裕のあるお部屋で、グラウンドに面している大きなガラス窓の向こうがすぐにゴール裏ということもあり、普段味わうことのできない臨場感を味わうことができました。
これは、スポーツ観戦においていつも選択肢が少ない、または選択ができない車椅子ユーザーにとっては貴重な体験になったのではないかと思います。
イラスト:東花園ラグビー場の公式マスコットキャラクターのトライくんとラガマルくん
写真:「ドドーン!!っとひろい2019ルーム!!」 広い部屋に車いすユーザーなど多くの観戦者が並び、全員が正面の大きな窓に向き、試合を観ている。
写真:「生解説中の吉田監督と部員さん」 観戦者たちの後方に立ち、マイクを持って話している。

また、今回新たな取り組みとして、試合前には花園近鉄ライナーズの選手2名が部屋に来てルール説明をしてくださったり、大阪経済法科大学ラグビー部の監督さんと部員さんは、試合観戦中にわからないことがあるとその場で生解説をしてくださったりしました。ラグビー観戦初心者にとっては、とても嬉しい取り組みでした!これを機会にラグビー観戦に興味を持つ人が増えることはもちろん、車椅子ユーザーのスポーツ観戦における選択肢の拡大に繋がっていけばいいなと思います。 
写真:「平野選手・片岡選手・トライくんと記念撮影♪」 30人くらいの人と右端にトライくんが並んでいる。
担当:松本(りんご)


■15ページ
タイトル:境界線の向こう側へとチャレンジする DJトリスこと、木下浩司郎!

写真:大きなヘッドホンを首にかけ、片手を挙げてポーズを決めるDJトリス。吹き出しに「イエ?ィ!のってるか?い!」

●トリスは夢宙に関わって8年間、いろんなことがありました。死にかけたこともあったらしいです。
自分の身体のことを分かりはじめて、今は住之江区にある夢宙センターの生活介護すぺ~すしゃとるに通っています。その活動として毎週1回大阪市長居障がい者スポーツセンターにも通い、水泳やジムでトレーニングしています。
それもあって年1回の障がい者水泳大会に出場もしています。ボッチャ大会にも出たり、ハンドベルや「トリス貴族」(夢宙の中での焼き鳥屋)などの活動も行っています。
写真:「本日開催!『トリス貴族』」 トリスはマスクをして、キッチン
鶏の串を並べて焼いている。
●ある時、夢宙センターのイベントでラグビーのレッドハリケーンズ(大阪住之江区のチーム)の試合を観戦した際、ハーフタイムショーで女性DJが出ていたことがありました。自分のタイプだったこともあり、「推し」となり、何回かの交流を経てDJに興味を持つようになりました。
写真:「大阪市ふれあい水泳大会に出場!」 ふれあい水泳大会2024の看板をはさんで、トリスとファルコンがピースをしている。
●今では自分でもDJをやり、地域のイベントや住之江区にある老人ホームで【DJトリス】となり、おじいちゃんおばあちゃんを楽しませられるよう、日々活躍しています。
DJとしての今後の目標は保育園、幼稚園、小学校、中学校など子供達に広めていきたいとのこと!そして、最終目標は憧れの女性DJの人と共演したい!のだそうです。
私自身がすごいと思うのは、一度やり始めた事は何があろうと貫き通す、というトリスの精神です。
DJを通じて、周りの障害者観も変わっていくかもしれません。
●音楽は、小さい子どもからお年寄りまでみんなで楽しめるものです。そこから、ますますインクルーシブが広まっていけば良いなと思います。
写真:「夢宙イベントではノリノリ『DJトリス』」 音響スタッフふたりの間にいるトリス。右端にファルコンの笑いこける姿。
担当:坂口(のぼりん)


■裏表紙
☆ 編集後記 ☆ 
 梅雨の季節、雨の日が続くと気分も沈みがちですが、色とりどりの紫陽花に心が和む時期でもあります。読者の皆さまはいかがお過ごしでしょうか。
 今号でも前号に引き続き、夢宙センターの地域での取り組みや、外部の方との交流、さらには国への要望と、様々な活動についてご紹介させて頂き、多くの方々とのつながりや支え合いの大切さを、改めて感じています。
 季節の変わり目ですので、どうぞ体調にはお気をつけてお過ごしください。今後ともよろしくお願いいたします。                    
You☆ゆう☆ネット編集部(クロユメ)

夢宙センターへの行き方
※住之江公園駅周辺の地図があります。

●電車でお越しの方
住之江公園駅の改札内、ニュートラム側エレベーターで改札階へ上がる。ニュートラム改札を出て③番出口から徒歩30秒 改札から約50m 
※夢宙センターホームページにて、住之江公園駅下車からのバリアフリールートを写真と動画で紹介しています!

●徒歩、お車でお越しの方
新なにわ筋、住之江通り(長居公園通り)を住之江公園交差点で南港方面へ。すぐの一筋目を左折した右側がオスカードリーム(地下駐車場あり)。建物内にエレベーターがあるので2階に上がり、左に30m行った左手。

編集人:特定非営利活動法人 自立生活夢宙センター
〒559-0024 大阪市住之江区新北島1-2-1 オスカードリーム2階
TEL:06-6683-1053
FAX:06‐4702‐4738
E-mail:mutyu@blue.ocn.ne.jp

★情報保障★夢宙センターのホームページから本文のテキストデータをご利用になれます。
※ホームページ、インスタグラム、フェイスブック、それぞれにQRコードがあります。
編集担当:馬場 直樹
発行人:関西障害者定期刊行物協会
〒543-0015 大阪市天王寺区真田山町2-2 東興ビル4階
定価:100円

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大阪府大阪市住之江区新北島1-2-1

オスカードリーム 2F

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FAX  06-4702-4738

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