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2019年10月号

今月のみどこ​ろ

今号の特集記事は、前号に引き続き、ホットすぎる映画

「インディペンデント リビング」の先行試写会レポートです!

夢宙センターが総力を挙げて取り組んだ7月6日の試写会をはじめ、仙台、

アメリカでの試写会の模様をお送りします。

ノアのアメリカ留学の報告イベント記事も見逃せません。

また、今回は第2の特集ともいうべき「研修記事」が4連続!!

アメリカの大学からも多くの研修生が訪問してくださいました!

「夢宙ファンクラブ★LINE(活動情報配信LINE)」が始動したこともあり、

今回から一般ボランティアさんとともに発送を開始してます!

どんなことにも、ワイワイにぎやかに取り組んでいる夢宙の雰囲気が伝わればうれしいです♪

You☆ゆう☆ネット

2019.10

Vol.39

自立生活夢宙センター

 

 

■1ページ

イラスト 夢宙センター代表・平下耕三(社長)がピースサインをして微笑んでいる。

 

~もくじ~

特集!映画「インディペンデントリビング」夢宙・JIL仙台・アメリカ先行試写会       2

America Tour 2019 In CICAGO      4

ノア アメリカ派遣プロジェクト報告会       5

台湾障害当事者リーダー養成研修&交流       6

台湾にILPに行ってきた              7

夢宙現任研修&フレディが夢宙にやってきた!南港光小学校 社会体験!!       8

アメリカ・グリネル大学の皆さんを、夢宙センターでウェルカム~!    9

あの!青山学院大学が夢宙に!?    9

真夏の林間学校    10

総決起集会&大阪府オールラウンド交渉       11

DPI日本会議全国集会報告 in 松山           12

障大連・防災セミナー&夢宙防災講座           13

すぺーすしゃとる見守り活動について           14

チョッキのちょっとまちんさい!!それおかしいじゃろ!?    15

 

 

■2ページ

特集 映画「インディペンデント リビング」

2019年7月6日

満員御礼! 夢宙センターで先行試写会開催

 

 

写真1 上映会当日、くじらの置物に上映会プログラムが貼ってある

写真2 田中監督が上映会の始まりに挨拶している

 

「インディペンデントリビング」へ名称変更しました!

映画「アウト オブ フレーム」からダイレクトに「自立生活」を表す

「インディペンデントリビング」へ、出世魚のごとく改称いたしました。

内容は、まったくブレず、自立生活運動の現在をリアルに描くドキュメンタリー映画です。

 

盛り上げは大阪から!第1回試写会開催!

「インディペンデントリビング」第1回試写会は、7月6日自立生活夢宙センターで行われました。田中悠輝監督と夢宙代表・平下の挨拶を皮切りに、午前と午後の2回上映しました。クラウドファンディングや地域の方々など、映画製作に多大なご協力をいただいた方々をご招待し、会場は満員!保育や情報保障にも配慮したバリアフリーの上映会&トークショーで大盛況の一日となりました! 猛暑の最中にもかかわらず、ご来場ありがとうございました☆

写真 満員の上映会場 司会陣がステージに 報道陣も立ち上がって撮影をしている。

 

同時開催★当事者の自立生活写真展

映画グッズの販売キャンペーンガールの岡ちゃんの言葉で「自立は何があっても腹をくくらなあかん」とか、のぼりん「1番理解してくれていると思っていた親が、1番理解してくれなかった」などの名言・迷言付きのフォトに、皆さま、足を止め、見入ってくださいました。多くの方々に、自立生活運動の重要性を知っていただく機会となったと思います。

担当:濱岡(ミミ)

 

 

■3ページ 

特集 インディペンデントリビング試写会 in JIL 仙台

 

6月25日、JILセミナーの中で映画【インディペンデントリビング】完成試写会が行われました!

試写会終了の後は、社長と田中監督のトークショーがありました。

まず、田中監督から、映画のタイトルが【アウトオブフレーム】から【インディペンデントリビング】変更になった経緯、撮影秘話、“自立生活運動の今をいろんな人に知ってもらいたい。今苦しい環境に居る仲間を元気にしたい”社長と監督の熱い思いを語り合ったトークショーになりました。

 

試写会とトークショー終了後は、会場内から「解りやすかった」「面白かった」などの声も聞こえました。

 

映画公式グッズのTシャツや、アウトオブフレーム時代のラバーバンドなどのグッズも絶賛発売中です!

 

写真1 仙台会場での上映会の様子

写真2 田中監督と夢宙代表とのトークショー

 

担当:馬場(チョッキ)

 

特集 INDEPENDENT LIVING 試写会 in アメリカ

 

7月25日ADA29アメリカツアーのワシントンDCにて行われたNCILカンファレンスでの分科会でインディペンデントリビングの試写会を行いました!

ダイジェスト版の上映ではありましたが、たくさんの方々が見に来てくださり、真剣な眼差しで鑑賞し、たまに笑いも起きながら最後まで大盛りあがりでした!!

上映後の質問タイムでは次々と質問が上がりました。時間内ではおさまりきらず、終了後も日本人メンバーの元へ来て、アメリカの現状や日本の現状を話し、交流しました。

今回試写会を行ったことで、本編を必ずアメリカで上映したい気持ちが高まりました。いろんな立場の人たちに見ていただき、日本の自立生活運動を知ってもらい、障害者が地域で生きることが当たり前の世の中になってほしいと思います。

 

写真1 田中監督や夢宙代表平下に話を聞きにくる参加者たちの様子

写真2 アメリカ上映会場内で映画のスクリーンと当事者たち

写真3 多くの人でいっぱいのアメリカの上映会場内の様子

                                                    担当:山越(ハニー)

 

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アメリカ ツアー 2019 イン シカゴ

 

写真1 アメリカ国旗がたなびいている

写真2 左から ぱあとなぁの地村さん、夢宙センターの平下、あるるの鳥屋さん。それぞれ笑顔で手を握り、万歳をしている。

 

 

今年も7月13日~7月28日の日程で、夢宙センターから、社長、ペーター、ハニ、パクチー、いちご、あるるから鳥屋さん、芦田さん、JILから盛上さんでアメリカイリノイ州シカゴとワシントン、NCILカンファレンスからぱあとなぁ・地村さん、澤田君、松尾さん、梅ちゃんで参加しました。今回はシカゴでの事を書きたいと思います。空港には1年前からアメリカシカゴに留学しているノアが迎えに来てくれました。久しぶりで感動の再会でした。

写真3 夢宙センターの平下やノアをはじめ、JILやあるる、夢宙のスタッフとともに帰国時の空港にて。

 

写真4 「只今海外研修中」と書いた、ダスキン研修生の垂れ幕を夢宙の平下とノアが持って8名での記念写真。

 

写真5 アクセスリビングのロゴ

 

次の日、3年前に来日もしてくれたCILアクセスリビングのデイジーさん家族とレストランでランチしました。夢宙センターに来てくれたときの事など沢山話をしました。3日目はノアが通っているイリノイ州立シカゴ大学に行きました。大学内にADAセンターがあり、1ヶ月に1500件ほどの相談が寄せられており、1番多いのが障害当事者やその家族から、そして建築士から建物の構造がADA法に引っかからないかなどの相談があるそうです。他にもジェンダーandセクシュアリティセンター、障害文化カルチャー、障害学生支援センターも訪問。3日目はジーナさんの弁護士事務所に見学に行きました。イリノイ州の施設のひどさや現状を知ることができました。施設から地域移行をしようとしても、施設から出てきたら家族が自分自身の生活(高齢化しているため)がままならない事を恐れて施設を支援している事。労働組合が施設を運営し、労働組合に市民は仕事をもらい、議員は施設を応援することで労働組合に所属する市民からの票を集めており、施設を閉鎖したい議員は少ない…などの内容に驚かされました。午後からは姉妹センターのアクセスリビングへ。デイジーさんやアンバーさんからアクセスリビング内の建物の案内やアクセスリビングの運営のお話、アメリカの障害者の歴史などを聞きました。アクセスリビング創始者のマーカさんにも会う事ができ、体調が悪いと聞いていたもののお元気そうで、NCILカンフェレンスのインディペンデントリビングの上映会(別記事参照)にも参加してくれました。お孫さんが生まれた話や、運動の歴史など聞かせてもらいました。それから2ヵ月後2019年9月8日朝、マーカ・ブリストさんがお亡くなりになったと悲しい知らせが届きました。社長とマーカさん、強い絆で結ばれていました。マーカさんのリーダーシップに深い敬意とともに感謝を申し上げます。これからもILの価値が世界中に広がりますように。 

写真6 亡くなられたマーカ・ブリストさんと、夢宙センター代表・平下が手を取りあっている。

担当:瀧谷(パクチー) 

 

 

■5ページ ノア

ノア アメリカ派遣プロジェクト報告会

写真 ノアのアメリカ報告会の際に使った横断幕 アメリカ国旗と、呼吸器の鼻マスクとサングラスをかけたノアの顔。「NOA‘s ANATOMY ノア アメリカ派遣プロジェクト報告会」と書かれている。8月10日、オスカーホールにて、私のアメリカでの1年間の活動を通して学んだことを皆さんに報告させていただきました!報告会は全体で3時間超という長時間にも関わらず、たくさんの仲間が聞きにきてくださいました。

 

写真 ノアのアメリカ報告会で、パワーポイント資料を提示しながら登壇しているノア。

前半は、私のプレゼン報告。まず、最初にクラウドファウンディングのお礼から。本当にクラウドファウンディングがなければ、呼吸器をつけて、介助者が常必要な重度障害者の私がアメリカで学ぶことはむずかしかったと思います。そのまま、報告としては、アメリカに長期居たからこそ、生で感じたことを報告させていただきました。渡米して最初の医療制度の壁、学生支援センターの実態や私が受けている大学の支援体制、アメリカの介助派遣制度、また介助者を使っての私のアメリカでの生活、苦労しつつも獲得した医療補助制度、インクルーシブ教育やインターンシップ先での経験、そして、アメリカの運動の力強さを伝えました。

 

飾り: ADAPT Piss оn Pity

写真  Piss on Pity 情けが仇とピンクの文字で書かれた黒いTシャツ。

その後は、ADAPT(全米障害者運動団体)の映画「Piss on Pity」(情けは仇)という運動の歴史を上映(ちなみにこの映画は私を通して購入可能です)。その後、尾上さんがコーディネーターとなって、会場を巻き込んだディスカッションをさせていただきました。この報告会を通して感じたことは、やはり、アメリカに住んで、現地の制度を使うからこそ知る、日本の介助保障制度の良さや生の報告は私だからこそできることで、帰国して、今まで応援してくれた人に恩返しとして、沢山、得た体験を報告させていただければと思っています。                           

 

写真(左)ノアの報告会での全員集合写真

写真(右)ノアの報告会で登壇している尾上浩二さんとノア

担当:大橋(ノア)

 

■6ページ 台湾研修と交流

台湾障害者リーダー養成研修&交流

 

台湾で自立生活運動を広めていくため、各都市から4名の障害当事者がリーダー養成研修に参加し、企画者の台湾リーダー、台北市新活力自立生活協会のリンちゃん、介助者も含め合計10名で夢宙に来てくれました。10名のうち2名は、日本のNHKのような台湾のテレビ局の方で、2011年に台湾リーダーのリンちゃんを取材し、今回は日本ではどのように自立生活運動や自立生活が行われているかを台湾で広めるために一緒に来られました。どんなドキュメンタリーになるのか楽しみです。

 

【研修日程:2019年9月8日~9月10日】

8日  夢宙みんなで関空にお出迎え

9日  自立生活運動の歴史・夢宙の理念等、精神障害者スタッフの話、ウェルカムパーティー

10日 小学生登校時の見守り活動、マクドナルドで朝食(地域交流)、自立生活者お宅訪問、振り返り

 

【メンバー】

張靜婷(ヂャン・ジンティン)    あだ名 ジンジン   出身 苗栗(ミャオリー)

黃健彰(フゥァン・ジィェンヂャン)      ジョニー       彰化(チャンガ)

涂惠滋(トゥ・フゥイズー)           アジー        高雄(タカオ)

黃孟杰(フゥァン・モンジェ)          モンジェ       彰化(チャンガ)

 

写真(左) 台湾メンバーのウェルカムパーティの様子 

写真(右) 台湾メンバーが生活介護すぺ~すしゃとるのゆうりん自宅で交流をしている。

 

パーティーでは、すえっち・みみさんの知り合いが通訳ボランティアに来てくれたので、夢宙のみんなも研修生一人ひとりと交流し楽しい時間を過ごしました。また、ボランティアさんとの繋がりもできました。

お宅訪問では、登さん・ゆうりん宅を訪問し、リフトもあって、トイレもお風呂も広く、電動車椅子で移動できる部屋に研修生はビックリ!!「どうして自立生活を送ってるの?」「親の反対はなかった?」「家はどんなふうに借りた?」「ヘルパーとの関係ってどんなもの?」など沢山の質問があり、振り返りでは、「日本のようになるにはどうしたらいいか?」という質問に「りんちゃんと繋がり、みんなで重度障害者のことを想い、運動していくが大切」と伝え、研修を終えました。

台湾で仲間が増え、みんなが繋がり、自立生活運動を広め、台湾の障害者たちが「自分らしい生活」を送れるように夢宙センターはこれからも応援していきます!           

 担当:内村 (えみちゃん)

 

■7ページ 

台湾ILPに行ってきた

 

僕は飛行機が怖くて乗る気がなかったけど社長が「台湾一緒に行くか?」と声をかけて下さり自分の中で決心がついた。初めての海外研修だったので怖い気持ちもありつつ楽しみにしていたのに飛行機の出発が20分も遅れて残念だった。しかし、いざ着いたら20分早く着き、新活力自立生活協会の事務局長のリンちゃんとメンバーが温かくお出迎えしてくれて、頑張って飛行機に乗って良かったと思いました。

 

写真1 台湾メンバーと夢宙センターの平下とぐっさん、ヘルパーの記念写真

 

台湾の地下鉄は広くて車両の真ん中に手すりがあって特徴的でした。日本と違う点は飲食禁止で罰金制度があることです。あと良かった点は電車に乗るのにスロープがいらなかったことでスムーズに乗車できました。ホテルに着いてから夜は台湾メンバーの人と台湾名物の夜市と地下の食堂で台湾料理で交流しました。歓迎会をしてくれました。初めて台湾ビールを飲んだがあまりに薄くて、ビックリしたが、アルコール度数は、日本より高かった。

 

写真2 台湾メンバーと夢宙センターのメンバーとの食事風景

 

2日目「こんな夜更けにバナナかよ」の試写会とトークショーでした。

ショッピングモール内にある映画館を一つ貸しきってみんなで見ることになり、多くの障害者の仲間が来てくれて、その人達を見て台湾にもたくさん障害者がいるなと思いました。初めての台湾で中々眠れず疲れたけど、楽しかったです。

帰国後は報告会をしました。報告会で、日本より厳しい状況の中、仲間達が力を合わせている姿に感動しました。素敵な人との出会いがありましたが、みんなに冷やかされて、うれし恥ずかしの報告会でした。その報告会で次の目標として、「ミャンマーのソウさんに会いに行きます。」と発表しました。頑張って飛行機に乗ることを決めて、台湾に行ってよかったです。次はミャンマーでも頑張りたいと思います。

 

写真3 「こんな夜更けにバナナかよ」の上映会ポスター

写真4 夢宙センターで台湾ILPの報告会を行ったときの様子

写真5 報告会のときのパワーポイントのモニター「ぐっさんILP イン台湾・ミャンマーへの道」 担当:関口(ぐっさん)

 

 

■8ページ 

夢宙現任研修

 

 

 

2019年8月22日(水)、オスカーホールにて現任研修が行われました。今回は、更生療育センターの川端先生をお招きし、『高次脳機能障害』について講義とグループワークの二部構成で貴重なお話をして頂きました。講義では高次脳機能障害の主な4つの症状や、その対応方法のヒントを更生療育センターでの具体例を交えて教えて頂きました。

 

写真1 オスカーホールでの講義の様子

 

グループワークでは、「高次脳機能障害の方の自己選択・自己決定・自己責任」について1グループ6~7人の男女混合で話し合いました。同じ高次脳機能障害でも、男女での出来事の違いや考え方、対応方法の仕方も違い、決まった答えを出すことが難しいテーマだったので、議論は尽きず、各グループの発表も多様なものになりました。

 

写真2 オスカーホールでのグループワークの様子

 

研修最後のまとめとして、高次脳機能障害のある方への理解や支援について社会から光が向けられるようになって、ようやく13年になるが、高次脳機能障害についての理解は、関わり続けている川端先生でも全てを理解するのは難しいとのこと。できない事に焦点を当てるのではなく、『どうしたらできるのか』を一人でなくみんなで考え、共有し、チームとして関わり続けていく事は普段の介助でも大事なことだと思いました。

担当:町田(ドカベン)

 

 

フレディが夢宙にやってきた! 南港光小学校 社会体験!!

 

 8月6日(火)、7日(水)の二日間、住之江区にある大阪市立南港光小学校の野村先生が

社会体験として夢宙センターに来てくれました!

 夢宙センターと言えば、スタッフからヘルパーまで全員にニックネームがあります!

みんなにフレンドリーな野村先生は、『フレディ』と名付けられました~(笑)

そんなフレディは、生活介護すぺーすしゃとるの副代表、のぼりんと現在の学校の状況や、

のぼりんが学校に通っていた時の話をし、のぼりんは『障がいがある子も、ない子も共に同じ環境で一緒に学ぶことでお互いに成長していける。』との想いをフレディに熱く伝えていました。

 ちゃんさん・トミーとの実際に街の喫茶店に出かける外出研修でも、バリアフルな街のこと、

入店拒否にあってしまった時のことなどを話し合い、今の状況も知ってもらいました。他にも劇団夢屋やみんなの自分史など、本当に盛りだくさんな二日間でしたが、ものすごい吸収力を発揮し、たくさんのことを学んでくれたフレディ。

これからも夢宙センターと繋がっていき、今度は小学校で交流できる日を楽しみにしています!!

写真1 生活介護すぺーすしゃとるののぼるさんの自分史に聞き入るフレディ

写真2 フレディの外出&昼食交流を行った喫茶店の前での記念撮影。全員が右手を挙げている。

担当:登(イタリン)

 

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アメリカ・グリネル大学の皆さんを、夢宙センターでウェルカム

アメリカのアイオワ州に位置するグリネル大学から日本へ、スタディーツアー中の学生さん方と引率の先生2名と通訳のアナさんを夢宙センターでお迎え

しました!先生方は昨年も来られ、今年は多くの学生さんを引率していらっしゃいました!学生さんは様々な分野を専攻しており、自立生活運動やインクルーシブ教育などの取り組みの説明や意見交換を活発に行いました。その後の休憩時に、冷やし白玉ぜんざいでおもてなし♡食材にも配慮し、日本の味覚を全員で味わって大変満足していただきました!後半では、映画の紹介やWINという世界規模のCILのつながりのお話へ。最後に集合写真を撮り、「来年も是非いらしてください!また会いましょう!!」とお声かけして、お開きとなりました。  

写真1 アメリカグリネル大学の学生さんたちが夢宙センターで講義を受けている様子

写真2 夢宙センターの当事者スタッフが学生さんたちに話している場面

写真3 夢宙センター内で全員集合写真

                担当:内田(トミー)

 

あの!青山学院大学が夢宙に!?

あの!あの!あの~!駅伝で有名な、

青山学院大学の経営学部の学生さん5名がゼミ合宿として夢宙に研修にきました~!!

 

今回の研修は3日間。

☆障害者ダラケのボウリング大会

☆2日間の障害者宅ホームステイ

☆アメリカ帰りのノアと、企業が考えるLGBTの話

☆社長の自分史や世界を股にかける映画の話…

などなど、学生さんには夢宙の人の魅力をたっぷりと

堪能してもらって、夢宙センターが、“居場所”と

感じてもらえるようなコンテンツを

体験してもらいました。

 

自立生活センターを経営学部

の視点でみてみると、今まで

にない新しい価値が

見いだせました。

 

 

 

青学×夢宙のwin×winの関係

はこれからも続いていきそうです。                 

 

写真1 みんなでボウリング大会をしたときの集合写真

写真2 当事者の家でのホームステイをし、酒を酌み交わす風景

写真3 当事者の家でホームステイをし、介助者とともにVサインをしている。

写真4 当事者とゲームセンターへ行き、運転ゲームで勝負している。

 

担当:菊池(じん)

 

■10ページ 

真夏の林間学校

 

 【真夏の女子のキラキラ林間学校!!雨にも負けず⠀1日目】

今年も、やってきました。 夢宙プレゼンツ女性のための真夏の林間学校。少しでもたくさんの女性に、夢宙センターに来てもらいたい!ずっと私たちに関わってもらいたい!という強い当事者スタッフの思いから生まれた女性定着プロジェクト「林間学校」も、今年で4回目を迎えます。今年の林間学校はなっ何と!!【大阪市ボランティア活動振興基金】より助成金がとれました。林間前からテンションマックス!!そして宿泊場所は毎年恒例の信太山の青少年センターです。毎年使っているので、裏口から出入りしやすいようにスロープをつけてくれてました。最高の始まりに……しかし空模様は曇り時々豪雨で、みんな、汗と雨とでびしょ濡れになりながら、火起こしに、ごはんの用意と大忙し。班に別れてみんなで協力して用意する様は真剣そのもの。屋外調理場に、激しい雨で水溜まりができましたが、それをほうきとダンボールで車いすユーザーが少しでも通りやすくなるよう協力して難関を突破しました。普通にバリアフルなキャンプ場ながら、たちまちバリアフリーな交流の場に早変わり。みんなの繋がりが深まりました。

2時間かけて、肉食女子達による、バーベキューも完成。ワイワイと楽しい食事の後は、林間の夜もどんどん深まってきて、みんなで入浴タイム。煙や炭、雨や汗で汚れた体を洗い流して、みんなでスッキリ&サッパリ。これは、自分たちで快適な介助をともに作りあげていく、とっても大切な現場でもあります。そしてメインイベント! 夜には男子禁制・エンドレス恋バナ大会へ。どんなに雨が降ろうと、雷が鳴ろうと、これが楽しくないわけないじゃないですか~!! 夢宙ファンが、またまた増えていく気配です。

写真1 雨の中、屋根のある屋外の調理場で当事者と学生とがともに料理をしている様子。

 

【真夏の女子のキラキラ林間学校!!雨にも負けず⠀2日目】

2日目はあっすーが、視覚障害のおけいはんにもわかるようにパズルを作ってくれました。パズルとなる絵の輪郭にひもを付けて触ってもわかるようにしました。

グループに分かれてパズルを完成させたり、グループワークでは介助をしてみたり、当事者と過ごしてどうだったか?林間以外にこのメンバーで他にやりたい事がないかなど話しました。2日目も雨で昼食は外の予定でしたが、少し雨が降っていたり、道もぬかるんでいたりと前日同様天気は最悪でした。それを見かねた岡ちゃんが施設の職員さんに交渉してくれ、なんと、特別に体育館で昼食を食べていいこととなり、ガスコンロとフライパンも貸してくださいました!みんなで和気あいあいと準備ができ、楽しい食事になりました。予定していた内容とは違うところもありましたが、2日間通して、ある意味忘れない、想い出に残る林間になりました!来年も楽しい企画を考えて学生さんと仲良くおもしろく、障害者のこと、自立のことを知るひとつのイベントにできればなと思います! 

写真2 生活介護すぺーすしゃとるのあっすーと学生さん3人との写真

写真3 輪郭にひもをつけた手作りパズル

写真4 信太山キャンプ場内の体育館でほぼ全員での集合写真

 

担当:内村(えみちゃん)

 

 

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総決起集会と大阪府オールラウンド交渉

 

7月10日、大阪府行政に障害福祉施策全般(オールラウンド)の交渉に向けた事前の集会・デモを行い、大阪府行政に要望、改善を求めていく総決起集会&デモ行進が行われました。

デモ行進は堺筋本町~大阪城への1.5㎞の道のりを“青の夢宙Tシャツ”を身にまとい、曇天の中、我々障害当事者の思いをシュプレヒコール「“われわれは 最後の 最後まで 闘うぞ!!”」等に込め、高らかに声をあげ、全員一丸となり、沿道の市民・府民や行政の方々に力強くアピールしてきました。

 

写真(左) 夢宙センターの横断幕を掲げ、全員がブルーの夢宙Tシャツを着て、道路を行進して歩いている。

写真(右) デモ行進の後、大阪城公園での集合写真。

2019大阪府オールラウンド交渉 7月16日…障害者施策全般・介護他etc. 介護要求では、長時間介護、支給決定の問題では、私達障害者仲間は重度化、高齢化により旧来よりニーズや支援が必要であり、行動障害や高次脳機能障害等の障害特性に対応した支援について、支給決定の見直しや長時間介護の必要性を府から市町村に働きかけてほしいと要望しました。

7月17日…権利の実現、教育・保育他etc.の教育要求では、会場からは、「教育で分けられることで、障害者は生きづらさを感じることになるんや」「教育は、障害者の一生がかかってるんや」の声があがり、“はじめの分離は一生分離のはじまり”になることを知ってもらい、インクルーシブ教育の実現に向けて、市町村の教育現場に働きかけてほしいと要望しました。

 

大阪は身体・知的・精神みんなで声をあげ、交渉し、要望、改善を求める運動をしています。

我々障害者仲間が、地域で堂々と自分らしく生きていくことができる社会を目指し、毎年、総決起集会&大阪府オールラウンド交渉を行っています!!

 

写真(左) ホール前方で一列に並んで座る大阪府の職員との交渉の場面。

写真(右) 会場内の参加者の様子。

 

担当:平下泰幸(ちゃん)

 

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DPI 日本会議全国集会報告 in 松山

 DPIの集会に3年ほど参加してきて、毎年差別解消法の見直しと権利条約の実現が大きなテーマになっていると感じています。ただ法律ができても相模原事件や強制不妊手術の問題など、差別の背景にある障害者に対する偏見はまだたくさん残っていると思います。

 今年は5月30日から31日までの2日間松山で行われました。松山空港に到着すると、CIL星空さんが車で迎えに来てくれているというサプライズがありました。おもてなし日本一の星空さんのおかげで、スムーズに会場まで行くことができました。

 

写真1 前方に登壇者が並び、上からスクリーンが下がっている。

1日目の総会では仙台の強制不妊手術の裁判で、賠償金の請求が認められなかったことが大きな話題になっていて、障害者はハンセン病の人たちなどと比べて低く見られていると言っていたのが印象に残りました。大阪の裁判にも影響が出るのか心配です。DPIは多くのプロジェクトがあって、障害者がスポーツを楽しむこと、文化芸術といった幅広い課題に取り組んでいると感じました。

 2日目午後の地域生活分科会は、65歳以降の介護保険優先の問題がテーマで、浅田訴訟を支援した弁護士からの報告がありました。今回の直接のテーマではなかったのですが、大阪にいると区分6で最低でも300時間が普通でそれでも足りないという印象です。しかし岡山県に住む浅田さんは細切れの249時間で、女性のヘルパーが男性である浅田さんに入ることもあるという生活でした。国の制度なのに格差がまだまだあると思いました。

 

写真2 熱心に聞き入る会場の様子。

 介護保険の申請をしなかったことで、重度訪問介護の時間まで0になってしまったことについては、訴えが認められました。しかし浅田さんは裁判の途中で申請した介護保険を今も利用しています。大阪でも介護保険優先の原則があります。裁判で訴えが認められても介護保険を利用し続けなければいけない現状は、何とか変えられないのか悔しい気持ちになりました。

 集会終了後の観光では、階段のあるお店でテイクアウトが許されなかったことで車いすでタルトが食べられなかったり、路面電車が系統によってスロープがあったりなかったりするなど、その土地に不慣れな人もたくさん訪れる観光地なのにまだまだバリアフリーが進んでいない部分があるんだと思いました。おもてなし日本一が松山市全体で更に進んでほしいです。

他のセンターとも交流し、磯部さんが新体操をしていたなど新しいことを知り、井谷さんやヘルパーとも交流できて楽しい時間になりました。

写真3 レストランで食事する風景。

担当:岸本(おけいはん)

 

 

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障大連・防災セミナー

 

7月19日、【 災害時の「生き抜く力」とは・・・ 】というテーマで、障大連・大阪市ブロック会議が行われました。まず初めに参加者の皆さんに投げかけた問いとはなんでしょう?!それは『 大災害が起きたときに、生き抜いていこう!生き抜いてやるぞ!!と考える人は、どのくらい居ますか?』といったものです。結果は、参加者のうちの3割ぐらい。残りの人々は弱気だったり、不安が勝ってしまうようです。今日のこの機会に、3割から10割へ、つまり100%にしたい!この思いが強くありました。

シンプルな思いなのですが、命あってこその地域生活です。自分が助かれば、大事な仲間の命を守れるかもしれません。更には、自分が好きな町を守れるかもしれません!だから前向きに備えましょう!!面白い仕掛けをつくりながら、防災の活動を続けていきましょう!!!という雰囲気で進めていきました。

グループワークや各センターの先駆的な取り組みを発表しあい、帰る頃には皆さんの顔つきがイキイキとしてきました。とても嬉しく、大阪のネットワークの心強さを実感しました。まちと繋がり、重度障害者の私たちがイキイキと暮らしていく。これまでも、そしてこれからも必ず実行できます☆

写真(左) 登壇する夢宙センターのトミー

写真(中央) グループワークの様子

写真(右) 発表に聞き入る参加者の様子

 

夢宙防災講座

 

9月5日大阪880万人訓練にあわせ、夢宙センターも災害を想定した防災講座を行いました!去年発生した大阪での地震や台風を振り返りながら、今後予想される多様な災害を想定して毎年メンバー全員で防災への意識を高めています。

今回は初の試みとしてラインの"イベント機能"を使い、緊急エリアメールの受信とともにセンター内でメンバー同士の安否確認を行いました。まだまだ課題もありますが、今回の方法で時間の短縮やみんなが見えるわかりやすい形での連絡網という画期的な取り組みにつなげていくことができそうです!

防災講座の本編では、最近バージョンアップした住之江区の防災マップを手元で確認しながら、自宅から一番近い避難場所を考えたり、被災時の避難経路を想定しました。また、自身の障害状況・生活状況などを名簿として用意し、いざ災害が起こった場合の配慮を予め地域や区に伝えておく事も大切だとまとめました。自己決定・自己責任の地域生活において、自分の情報(生活のしづらさを含めた)を周りに伝え、命を守り合うことが私たちの非常に大切な課題になります。今後も全員で考え、早めの対策を練って、一人ひとりが行動に移していきたいと思います!!

写真(左) 防災マップをもとに、ワークを行っている様子

写真(中央1) 防災マップや資料を見ながらワークを行っている様子

写真(中央2) 地図を指さしながら話す夢宙センターのトミー

写真(右) リニューアルした住之江区の防災マップ

担当:内田(トミー)

 

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すぺーすしゃとるの見守り活動について

 

この活動は、何十年も前から新北島連合町会老人会の方が続けてこられた活動で、新北島小学校の生徒さんが安全に学校に登校出来るように見守ってきたものです。

いつしか地域も高齢化が進み、若い世代の参加もなかなか見込めず困っているとのお話を聞き、夢宙センターの中にある生活介護すぺーすしゃとるが、地域に誇れるNPOとして、今年から参加させていただきました。

 

写真1 「小学校登校時見守り活動はじめました。」というコピーが入った、学校の先生方と夢宙メンバーとの記念写真。

 

私達は、しゃとるメンバーの数人で朝に旗を持って子ども達の登校を見守っています。

初めは、見守り活動する時に子ども達に「おはよう」って声かけても返ってこないと思い、不安でした。しかし、声をかけると大きい声で「おはよう」と言ってくれて安心しました。

子ども達は、朝からとても元気で青信号に変わると走って渡っていて、少し危ないと感じました。そこで、私は「危ないよ」と声を掛けました。すると「はーーーい!」と返事をしてくれて、友達と並んで学校に向かっていきました。私達が見守り活動をすることで、子ども達が安全に学校に行けると思いました。私達はとても嬉しかったです。そして、9月は台湾の自立生活センターの人たちがこの活動に参加してくれました。

 

写真(左)夢宙センターがいつもお世話になっているマクドナルドのオーナーと台湾メンバー

写真(右)台湾メンバーが新北島地域の見守り活動を行っている場面

担当:阿部 (あっすー)

 

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チョッキのちょっとまちんさい!!それおかしいじゃろ!?

 

今回のちょっとまちんさい!!は、障害者差別解消法施行後の、令和の時代になってなお続く入店拒否の事例です。

当事者自身も「街を歩けば、差別に当たる」という覚悟を持って動いているとはいえ、ここまで激しい差別の嵐に遭うとは!!と驚きあきれる事、請け合い!(閲覧注意!笑)             

 

・漫画1コマ目

ある日のおでかけ

 

吹き出し 当事者1 「もうお昼。お腹空いたな。このお店に入ろか?」

吹き出し 当事者2 「素敵なお店! ぜひぜひ」

 

漫画の説明 喫茶店の前にあるメニューボードを見ながら車いすユーザーの当事者同士が話している。それぞれに介助者がついていて、全員がにこにこしている。

 

・漫画2コマ目

吹き出し 喫茶店前でホースを持っている店主 「ちょっと待って!! うちは、狭いから車いすなんてはいられへんよ! ランチのお客さん来るから帰って!」

吹き出し 当事者たち「あの~、私たちもお客ですよ」

 

2コマ目の左半分に、店内の配置図でいすを動かすイメージが描かれている。

吹き出し 当事者2 「入れるかどうか、試すだけでもさせてもらえませんか?」 

 

・漫画3コマ目

店先の店主の激しく怒った顔

強い口調で言うときのギザギザした吹き出し 店主「このお店が、狭くて通られへんのは、見たらわかるでしょ!!」

 

・漫画4コマ目

店内にいる店員が玄関先の花瓶と台を左端から、静かに玄関中央に移動している。

ほ・ら・せ・ま・い と店員の頭上に書かれている。

吹き出し 当事者たち 青ざめながら「ええええええー」

 

左端に、玄関先の店主が、来客の男性に対して、これまでとは豹変した態度で、にこにこと「いらっしゃいませー」と言っている。

 

★この差別事例の最大の壁とは・・・★

これは本当にあった怖~い!?差別事例です。

店先は段差もなく、中は可動式のソファー。私達が直面していた最大のバリアは実は物理的なものではなく、心のバリアなのでした。

「店内は狭いですが、入れるかどうか見てください」

こうしたコミュニケーションこそが、真のバリアをなくすキーかもしれません。

皆さんは、どう思われますか?

 

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☆編集後記☆

江戸時代の言葉遊びで、春夏冬二升五合(はる、なつ、ふゆ、にます、ごんごう)って読むんですが、実は春夏冬で秋がないので、商い、升が2つあるので、ますます、五合は1升の半分なので半升で繁盛。全部繋げると「商い益々繁盛」になります。仕事の中にもユーモアを忘れない、そんな風に余裕を持って取り組んでいきたいと思ってます。今月のYou☆ゆう☆ネット楽しんで見て下さい。           You☆ゆう☆ネット編集部

 

夢宙センターへの行き方

 

夢宙センター周辺地図がある。

 

(電車でお越しの方)

住之江公園駅の改札内、ニュートラム側エレベーターで改札階へ上がる。ニュートラム改札を出て③番出口から徒歩30秒 改札から約50m

 

(徒歩、お車でお越しの方)

新なにわ筋、住ノ江通(長居公園通)を住之江公園交差点で南港方面へ。すぐの一筋目を左折した右側がオスカードリーム(地下駐車場あり)。建物内にエレベーターがあるので2階に上がり、左に30m行った左手。※夢宙センターホームページにて、住之江公園下車からのバリアフリールートを写真と動画で紹介しています!

 

編 集 人              :           自立生活夢宙センター

                            〒559-0024 大阪市住之江区新北島1-2-1 オスカードリーム2F

TEL:06-6683-1053   FAX:06‐4702‐4738

E-mail:mutyu@blue.ocn.ne.jp

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編集担当              :           馬場 直樹

発 行 人              :           関西障害者定期刊行物協会

〒543-0015 大阪市天王寺区真田山町2-2 東興ビル4階

定    価              :           100円

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