ノアのアメリカ滞在記!

2018年、みなさまにクラウドファンディングを応援していただき、

無事アメリカに留学できたノア。

​さて、みなさまには、

ノアは夢宙を飛び出して、アメリカで何を学んでいるのか??

とっても疑問に思われていると思います。

その活動最前線を「ノアのアメリカ滞在記!」と題して、ノア本人からお送りします。

 

 

みなさん、こんにちは!ノアです。

ごぶさたしております!

2018年8月19日に関西国際空港を飛び立って、シカゴに来て早、1年半!

私は今、イリノイ州立シカゴ校の大学4年次生として障害学を専攻しています。

障害学とは、「障害」とは何か?というものを社会や文化的な視点から考えなおすものです。

基本的には、今まで考えられていた障害のモデルである、医学モデル(障害は個人の問題で、医学的に治す必要があり、医師やリハビリの対象でしかない)という枠から、どうやったら、社会モデル(障害は社会の側にあって、生きづらさを与えることによって個人を抑圧している。それこそが障害だ!)ということを社会に認知させて、「誰もが生きやすい社会」にしていくにはどうしていったらいいのか?

・・・ということを学んでいます。

 

また、その学びを通して、最先端の障害学モデル、エンパワーメントモデル(障害者がエンパワーメントされることで、社会がエンパワーメントされる)といったことも学んでいます。

 

難しいことを沢山書きましたが、簡単に言うと…。

ネガティブな「障害」の考えを変えて、障害者を抑圧や差別から解放するやり方を勉強しています!

そして、もう一つ!

アクセスリビングでテスターとして勉強中です。

ADA法(障害者差別禁止法)に基づき、隠れ探偵として、健常者とペアになって、不動屋さんに同じ条件(値段、部屋数、場所)で物件を紹介してくれ~と電話をかけて、レポートを書きます。

そして、健常者のレポートと見比べて、違いがあれば、さらに違う障害のある人と健常者のペアを送り込み、電話して違いをみます。

 

そうやってデータを集めて、差別事例として、不動屋さんを「あなたは障害者を差別しているため、市民権違法です」と法廷で集団訴訟といった形で訴えます。不動さん屋さんだけではなく、今はやりのUBERも、今、恋人(健常者)とテスターとして、200m離れたところから同時にアプリで車椅子対応UBERと普通のUBERをお願いして、待ち時間、運転手の態度、そして、値段を比べて、違いが明らかであれば、差別事例として訴えます。

 

このテスターを通して、細かい障害者に関わる法律をみっちりと勉強しているのと同時に、法律がちゃんと「地域の中で、みんなに認知されて、誰もが差別なく生きていける社会」にしていくための勉強をしています。

最後に…。

少し過激といわれる障害者運動団体、ADAPTの一員として全米抗議行動を通して、仲間を思う気持ち、まだ施設にいる仲間を思う気持ち、そして、リーダーとして、時には最前線で怖い思いをしながらも、闘う力をつけたいと頑張っています~!

 

そして、日本に帰ってきたら、アメリカから何を持って帰って、どんなことを実現したいと思っているのか?ですが・・・

アメリカに行って分かったのは、法律の力の大きさ。アメリカにはADA法以外にも、エアクラフト法(飛行機の差別禁止法)、フェアハウジング法(不動屋さんの差別禁止法)、IEDA法(教育の分離禁止と義務教育中の無償の介助保障とテクノロジーの保障、そして、障害のある生徒のプランニングとその親への教育法)など、子供から大人、そして、ありとあらゆるところの場面に差別を禁止する徹底的な法律があって、その法律があるからこそ、障害のある人が堂々と教育を「当たり前」にインクルーシブに受けられて、飛行機にも移乗が1人でできなくても単独で乗ることができて、みんなと同じ値段のバリアフリーな部屋を借りられる…。

 

どれも、地域で暮らしていくためには必要なこと。だからこそ、全てアメリカの法律を持ち帰るわけではないけれど、日本の文化に合った、日本式の障害者の権利を守れる法律の法案づくりと、それを国会で通すための運動の展開をしたいと思っています。

もう一つやりたいこと。

それは、ナナメの繋がり。

「生きづらい」と感じているのは障害者だけではない…。性的マイノリティー、貧困層、シングルペアレント、外国籍の人。世の中には色んな理由で「社会から生きづらくさせられている人達や団体」が実は沢山あります。そんな団体とつながりを作って、共に社会を変えていく。これにチャレンジしたいです。社会を変えるには沢山のサポーターが必要だし、同時に自分達が誰かのサポーターになれるって素敵だと私は思うのです。

 

ということで、今、そのためのパワーアップするために日々修行中です!そして、帰国したら、応援してもらった分、恩返しとして、必死に頑張るつもりですので、よろしくお願いいたします!!

ノアのアメリカ滞在記!

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